3年連続の抜擢！大泉洋『紅白』司会就任に見える「NHKの狙い」

今年も『紅白歌合戦』の司会者が発表され、大きな注目を集めている。

紅組の司会に橋本環奈（23）が初選出された一方、白組司会は3年連続となる大泉洋（39）が選ばれた。NHKの桑子真帆アナウンサー（35）やスペシャルナビゲーターを務める櫻井翔（40）らとともに、73回目を迎える年末の風物詩を盛り上げる。

「『紅白』の司会者は、その年のNHKへの貢献度が高いタレントが選出される傾向にあります。大泉さんは2018年から音楽番組『ＳＯＮＧＳ』の責任者を務めています。さらに今年は大河ドラマ『鎌倉殿の13人』でキーマンとなる源頼朝役を熱演。納得の人選と言えるでしょう」（スポーツ紙芸能デスク）

実績は申し分ない大泉。だが『紅白』において3年連続で白組司会を務めたタレントはごくわずかしかいない。個人かつアナウンサー以外では堺正章（76）、加山雄三（85）の2人だけ。また今年の貢献度を見るなら、『鎌倉殿』で主演を務めた小栗旬（39）も引けを取らないはずだ。そんな中でもNHKが大泉にこだわった理由は何なのか。そこには、“ある狙い”が隠されているという。

「大泉さんが選ばれた理由はもちろん実力や知名度を踏まえてのものです。ただ別の要因も決して小さくはない。それが事務所を通じた大物アーティストのキャスティング権です。大泉さんのいるアミューズは、『サザンオールスターズ』や『Perfume』、『ポルノグラフィティ』や福山雅治さん（53）らが所属しています。

昨年放送された第2部が、過去最低視聴率を記録するなど近年の『紅白』は苦戦を強いられている。人気回復のために様々な取り組みを行っていますが、やはり視聴率に直結するのは有名アーティストのキャスティングです。実際に大泉さんが初司会を務めた2020年は、桑田さん（佳祐・66）がVTRで出演し、大きな話題を呼びました。3年連続の選出のウラには、大物アーティストを起用したいというNHKの狙いがあるといわれています」（芸能プロ幹部）

司会就任発表において、大泉は〈自由に、フリースタイルで、紅白を楽しめればと思っております！　時間などを気にせず、自由な、フリーダムな紅白を目指します！〉とコメントを寄せた。人気・実力ともに十分の大泉の司会に加え、大物ミュージシャンの起用となれば、今年の『紅白』から目が離せなくなることは間違いない。