「気持ちにムラ」「考えが甘い」と低評判も…現役ドラフト可能性の楽天オコエ「獲得に動く意外な球団」 | FRIDAYデジタル

「気持ちにムラ」「考えが甘い」と低評判も…現役ドラフト可能性の楽天オコエ「獲得に動く意外な球団」

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奇抜なヘアスタイルや言動で周囲を驚かすことも多いオコエ(画像:時事通信社)
奇抜なヘアスタイルや言動で周囲を驚かすことも多いオコエ(画像:時事通信社)

「かろうじて」という表現は失礼ではないだろう。

11月25日に楽天と来季の契約を結んだオコエ瑠偉(25)だ。今季の一軍出場はわずか6試合。打率2割で本塁打0、1盗塁と、戦力外通告を受けてもおかしくない成績だったのだから。

「俊足強肩の外野手として甲子園をわかせ、ドラフト1位で楽天へ入団したオコエも来季で8年目。まだ満足に活躍できたシーズンはありません。伸び悩む最大の原因は、オコエ自身にあります。

気持ちにムラがあるんです。毎年のように『順調すぎるぐらい順調に成長している』と自己肯定する一方、コーチや監督から注意を受けるとフテ腐れてしまう。決められた練習時間中にはキッチリとトレーニングしても、居残りなどをほとんどせず引き上げてしまうんです。考えがドライなんでしょう」(球団関係者)

首脳陣も、オコエの性格を把握しているのだろう。石井一久監督は20年末、オコエが契約更改した直後にこう苦言を呈している。

「考えが甘い。そろそろ出てこないと、彼自身の野球人生が苦しくなる。ここが正念場。自己評価が少し高い感じがする。もう一皮むけないと。チャンスを与えて『ハイどうぞ』という訳にはいかない」

憶測を呼ぶ「年俸非公開」

とはいえ、オコエの身体能力の高さは誰もが認めるところだろう。環境を変えれば覚醒できるのではという意見もある。12月9日に行われる「現役ドラフト」(各球団が2人以上の選手を候補にして他球団から1人は獲得。指名がないことを考慮し選手名は非公開)に、かけられるのではという噂もあるのだ。

「『現役ドラフト』は、能力がありながら伸び悩む選手にチャンスを与える場でもあります。楽天の外野陣は島内宏明、西川遥輝、辰己涼介と層が厚い。さらに中日からは同じ右打者の阿部寿樹が加入し、オコエの存在価値が失われつつあります。このまま楽天にいては、出場機会を得るのは難しいでしょう。『現役ドラフト』の候補になっても、おかしくない状況なんです。

来季契約で、楽天は本人の希望として年俸を公開しませんでした。スポーツ各紙の報道は850万円ほどだと推測しています。今季の成績からすると、高い金額といえるでしょう。『現役ドラフト』で、他球団へ評価の大きさをアピールする狙いがあるのかもしれません。取材対応がなかったのも不自然です。『現役ドラフト』の候補になりながら、報道陣から『来季の意気込み』などの質問を受けるのは酷だという球団の配慮があったと考えられます」(スポーツ紙担当記者)

もし「現役ドラフト」の候補になっているとしたら、獲得に名乗りをあげる球団はあるのだろうか。意外なチームが噂されている。

「ビッグボスの率いる日本ハムです。新庄剛志監督は、身体能力の高い選手を好みます。自身も現役時代、俊足強肩の外野手として活躍しました。オコエとタイプが似ている。日ハムは、来季から新球場に本拠地を移し雰囲気が一新します。幸い日ハムの外野陣は層がそこまで厚くないので、オコエにもレギュラーを勝ちとるチャンスはあるでしょう」(同前)

オコエに後がないことは明らかだろう。新天地に活躍の場を見いだすのも、有効な選択肢の一つかもしれない。

  • 写真時事通信社

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