アゴは弛み「髪がどんどん抜けている…」岸田首相の冬休みと近影に絶句… | FRIDAYデジタル

アゴは弛み「髪がどんどん抜けている…」岸田首相の冬休みと近影に絶句…

広島サミットを花道に気分はもう「幕引き」

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1月10日、イタリアのジョルジア・メローニ首相を訪問した岸田首相。その横顔は、この1年でずいぶん印象が変わったように見える 写真:AP/アフロ
1月10日、イタリアのジョルジア・メローニ首相を訪問した岸田首相。その横顔は、この1年でずいぶん印象が変わったように見える 写真:AP/アフロ

1月9日未明の専用機で、フランス・パリに旅立った岸田文雄首相。完全オフのクリスマス週末から年末年始の休暇を経て、体力気力とも充実の外交が期待される。が、

「髪がどんどん抜けている

政権発足以来、下がり続ける支持率、安倍晋三元首相の銃殺によって露呈した自民と統一教会の密接な関係、閣僚の辞任ドミノ…。かつて「イケメン」と言われた男も65歳。頭髪が薄くなってもおかしくない年齢だ。

年末、酒を飲み倒す

「内輪の慰労会で総理は『夏以降どうなることかと思った』と漏らしていました。支持率急落のストレスか、最近急に脱け毛が多くなったことに気づいたそうです。スマートな外見に自信のある人ですから、かなり気にしていました」(首相周辺)

12月28日の19時少し前、岸田首相は、東麻布の中国料理店「富麗華」に向かった。2022年の仕事納めは、中華の高級レストランで秘書官たちの労をねぎらう会食だった。

「秘書官の慰労会とはいえ、総理自身もこれまで控えていた酒を、思い切り飲むつもりだったと思います。ビールに紹興酒、焼酎にウイスキーと、店のあらゆる酒を飲んでいました(笑)。年末には、防衛強化策を打ち出して財源を所得税で賄うとした総理案を押し切りましたから、その達成感もあったでしょう。絶好調でした。

とはいえ、麻生太郎副総裁、茂木敏充幹事長、菅義偉元総理から、『統一地方選が終わるまで増税は言うな』と釘を刺されていたのを振り切ったわけです。達成感と同時に不安もあり、酒が進んでしまった。泥酔です」(首相周辺)

国民の声を書き記した「岸田ノート」を掲げ、「聞く力」を標榜した政権は、新しい資本主義を期待させて2022年5月には68%台の内閣支持率最高値をたたき出した。前任の菅前首相が「秋田出身のたたき上げ&パンケーキ」の泥臭い演出でアピールしたのに対し、そのシュッとした「スマートさ」が売りだった。

潮目が変わったのは、安倍氏銃撃事件。安倍氏国葬儀からはジェットコースター並みの急降下で以来半年、生きた心地がしなかっただろう。

ストレスの原因は…

ある宏池会代議士は「あの辞任ドミノが、岸田首相の体力気力を激しく消耗させた」と、はっきり言う。

「山際(経済再生担当大臣)の答弁は、まったくもっていただけなかった。葉梨は、なんですぐに法務大臣を辞退しなかったのか。寺田(総務相)の事務所費問題だって、はやくケリ(辞任)をつけるべきだった。大失敗は、秋葉(復興相)。首相に近い記者から『どう見ても真っ黒』と進言され、頭が真っ白になって制御不能になってしまった」

「あのころ首相は、イメージ回復のため、メディア各社に露出の機会を頼み込んでいましたが、各社に断られ続けたんです。ただ1社BSフジだけが応じてくれましたが、支持率はその後も下がり続けました」(自民代議士)

「情報漏洩」疑惑の長男秘書官とともに

そんな2022年だったけれど、28日には「無事」仕事納めで痛飲。大みそかには、裕子夫人、情報漏洩疑惑の長男・翔太郎秘書官、そして次男とともに、八重洲ブックセンターを訪れる様子をメディアに公開した。

「1時間ほど店内を回り、15冊を購入していました。公表されたタイトルは、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟 1~5巻』、落合陽一『忘れる読書』、そしてベストセラー1位の和田秀樹『80歳の壁』です。正直、今、これ?というチョイスですが(笑)」(政治部記者)

正月は、大好きな酒を飲んで、本を読んで、のんびり過ごすつもりだったのか…。

「元日の北朝鮮によるミサイル発射で、内閣危機管理監、官房副長官補、内閣情報官、防衛省防衛政策局長らが公邸に緊急参集しました。首相も『年が明けて2時間で起こされた』とこぼしてました。その後、皇居で新年祝賀の儀に出席。読書の時間はなかったかもしれませんね」(岸田首相に近い代議士)

元日を慌ただしく過ごした岸田首相だが、その後3が日まで、首相に会いに来る仲間議員は誰一人なかった。

「今年の岸田政権の目玉政策は、子ども対策の強化。しかし、『異次元の挑戦』とは意味が不明です。この人、本気でやる気あるのかなと思いましたね。政権の花道を5月の広島サミットと定めて、すでに幕引き気分なのかもしれませんね」(自民党重鎮)

マスクを外した欧州からの映像では、薄くなった髪と、たるんでシャツの襟に肉がのっかった顎のラインに驚かされた。そこにはもう、スマートに「新しい資本主義」を声高く語っていたあの岸田文雄はいない。

  • 取材・文岩城周太郎写真AP/アフロ

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