「マンガ大賞2019」ノミネート決定 傑作揃いで大賞の行方は？
今すぐ誰かにオススメしたくなる、注目の３作品第１話を無料公開！
今年も、「マンガ大賞」のノミネート作品が発表された。
「面白いと思ったマンガを、その時、誰かに薦めたい！」という気持ちから始まったこの賞は、書店員を中心としたさまざまなマンガ好きの有志によって運営されており、今年の「マンガ大賞2019」で12回目を迎える。「このマンガがすごい！」と並んで知名度も高く、大賞は勿論のこと、ノミネート作品のラインナップにも毎年注目が集まるマンガ賞だ。
今後、全ての選考員がノミネート全作品を読んだうえで二次選考が行われ、３月下旬から４月上旬には大賞が決定する予定である。
一次選考では、選考員１人につき５作品まで投票でき、得票数上位の作品が二次選考へと進む。今年の選考員は94人で、投票対象作品数は247作品。ノミネート作品に選出されたのは13作品だ（同率順位含む）。2019年のノミネート作品も話題作・良作揃いで、どのマンガが大賞に選ばれてもおかしくない納得のラインナップである。
Web連載中に話題となり、最終回へ向けての怒涛の伏線回収や衝撃の展開がネット上で「すごい」と絶賛されたSF冒険マンガ、『彼方のアストラ』。オールカラー&フルアナログ作画の美麗な絵と、80’sの世界観がたまらない『サザンと彗星の少女』。『BASARA』『7SEEDS』で知られる田村由美の待望の新作、『ミステリと言う勿れ』。
その他にも、アニメ化も話題となった『ハクメイとミコチ』、「このマンガがすごい！2019」オンナ編１位に輝いた『メタモルフォーゼの縁側』、ファンタジーד飯もの”ブームの魁といえる『ダンジョン飯』、圧倒的な多幸感を味わえるラブコメ『金剛寺さんは面倒臭い』など、どれも自信をもって人にオススメ出来る面白いマンガばかりだ。
今からその結果が気になる「マンガ大賞2019」だが、講談社からは『１１２２（いいふうふ）』、『ゴールデンゴールド』、『ブルーピリオド』の３作品がノミネート作品に選ばれた。
歴代の大賞受賞作品を振り返ってみても、『海街diary』、『ゴールデンカムイ』、『響～小説家になる方法～』など、実写化やアニメ化された人気作がズラリと並んでいる。また、歴代ノミネート作品には『僕だけがいない街』、『ファイアパンチ』、『メイドインアビス』など、その年に話題となったマンガが勢揃いしており、それまでは「知る人ぞ知る」ような作品だったのが、ここで注目されて一気にブレイクするケースも少なくない。
また、その年に単行本が発売された作品のうち、「最大巻数が８巻までのマンガ作品」が投票対象となっていることもあり、今から追いかけても読みやすい、揃えやすい、というのも読者には嬉しいポイントだ。ノミネート作品をそれぞれ読み比べてみて、今年の大賞の行方を予想してみたりするのも楽しいかもしれない。
そんな「マンガ大賞2019」にノミネートされた注目の３作品を、一挙に１話無料公開！ 年間１万冊以上発売されるマンガの中から、「誰かに薦めたい！」と選考委員が選んだ珠玉の作品を、是非一度読んでみてほしい。
『１１２２（いいふうふ）』渡辺ペコ（①～④巻発売中）
妻・相原一子。夫・相原二也。結婚７年目の仲良し夫婦。セックスレス。子供なし。夫に「好きな人」が出来た時、二人が選択したのは「婚外恋愛許可制」――「妻公認での不倫」だった。結婚したい人もしたくない人も、「結婚」を考えるすべての人に届けたい、30代夫婦のリアル・ライフ！
【『１１２２（いいふうふ）』１話無料公開と作者＆担当編集インタビューはコチラ！】
『ゴールデンゴールド』堀尾省太（①～⑤巻発売中）
それは、本当に“神様”なのか、それとも“悪魔”なのか――。都会を離れ、母の実家の離島でばーちゃんと暮らす中２の少女、早坂琉花。ある日現れた “フクノカミ”の不思議な力によって、商売は繁盛していくのだが、どんどんばーちゃんの様子がおかしくなっていって――！？
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『ブルーピリオド』山口つばさ（①～③巻発売中）
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