「ガーシー砲被弾」新田真剣佑と“ドラマ高評価”の眞栄田郷敦　兄弟Ｗ結婚で生まれる「明暗」

俳優の新田真剣佑と眞栄田郷敦の兄弟が１月22日、それぞれ一般女性と結婚したことを発表した。この日は、’21年８月に82歳で亡くなった父で俳優の千葉真一さんの誕生日で、兄弟で思い出の日に発表しようと調整したという。

１月上旬に都内の区役所に婚姻届を提出。挙式・披露宴の予定は未定だ。ともにお相手女性の詳細などは明らかにしていない。

俳優兄弟による“ダブル結婚発表”はおそらく芸能史上初の出来事。年明けからおめでたい話題ではあるが、結婚を機に両者の“明暗”が今後出てくる可能性はある。

「特に兄の真剣佑は女性人気で持っているようなところがあります。ＳＮＳでも彼のファンから悲鳴にも似た声が多く寄せられています。結婚はおめでたい話ではありますが、ファンが現実を受け入れるにはもう少し時間がかかりそうです」（芸能プロ関係者）

真剣佑といえば、もっか警察の捜査が進むガーシー（東谷義和）参院議員の暴露のエジキになったことで知られる。真偽不明の女性関係、交友関係をバラされ、ネット上は一時騒然。その後、真剣佑がガーシーに数千万円を貸し付けていたことがわかり、ガーシーにも批判の矛先が向いたが、業界内ではしばらく「要注意人物」として扱われた。

昨年公開された『Ｈｅｙ！Ｓａｙ！ＪＵＭＰ』山田涼介の主演映画『鋼の錬金術師』では、新田はスカー役で出演していたものの、舞台挨拶には登壇せず…。

「制作サイドから出席ＮＧをお願いされたそうです。ちょうどガーシー絡みで騒がれている時でしたからね。宣伝に支障をきたすという判断なのでしょうか」（スポーツ紙記者）

１月13日に公開された映画『イチケイのカラス』でも、真剣佑はドラマでは主要キャストとして出演していたにもかかわらず、異例の写真出演となっている。

「ガーシー砲の影響は多分にあるでしょうね。結婚によって流れを変えたいところですが、女性ファンが大挙離れてしまったら、キャスティングする妙味がなくなるんですよね」（映画関係者）

そもそも真剣佑自体は日本に興味がないのかもしれない。一昨年４月に海外進出を目指し、芸能事務所『トップコート』を退所。堪能な語学力を生かし、年内公開予定の人気アニメ『聖闘士星矢』のハリウッド版『ナイツ・オブ・ザ・ゾディアック』に主演する。テレビ局関係者が真剣佑の素顔を明かす。

「ちょっと日本人俳優のノリと違う部分はあった。例えば、喫煙所でタバコを吸っている真剣佑さんに『そろそろ撮影が始まるので来てください』と呼びに行っても、彼はタバコを吸いながら聴いている音楽のことを切り出し『この曲が終わってからでいいっすか？』と平気で言う。

外では“真剣佑待ち”している人もいるわけで…。この辺りの感覚が違ったから、ハリウッドを目指すのは正解だと思う」

対照的に弟・郷敦の現場の評判はすこぶる良い。俳優として芝居もできれば、先日放送されたフジテレビ系『細かすぎて伝わらないモノマネ選手権』にも出演するなど、仕事の幅は広い。

「ドッキリの仕事なんかもＯＫだそうです。とにかく現場で腰が低く、礼儀正しい。業界では兄を見ている人もいるので、余計に驚く人も多いですね。

マスコミのインタビューでも、さりげなく『内容大丈夫ですか？』と気にかけてくれます。一度、彼に会うと“ファン”になる業界人も多いので、仕事の面では結婚しても心配はいらないでしょう」（前出・スポーツ紙記者）

家族ができ、兄弟がこれからどう進んでいくか、見ものだ――。