CM&イベント中止のEXIT兼近大樹「強盗事件容疑者との関係」から飛び火した“イジメ真偽騒動”
お笑いコンビ『EXIT』の兼近大樹が2月1日、一連の騒動を受け、自身のユーチューブチャンネルで生配信を行った。
ツイッターで質問を受け付けていたが自らの口で答えた方がいいと判断したという。しかし“過去の犯罪をバラすのは法的にダメ”ということで“記者会見はする必要がない”という見解を示した。
兼近は過去に2度逮捕されており、そのうちの1回が今全国で相次いでいる強盗事件の指示役とみられる渡辺優樹容疑者と共に逮捕された窃盗事件(兼近は不起訴)だ。渡辺容疑者との関係について
「今仲が良いとかは一切ない。ただ過去に知り合いだったのは事実。僕がいたのはそういう環境。明らかに犯罪をしている人しかいないような環境で生きてきた」
「言いたいのは今回のこと(強盗事件)には全く関係がない」
一方で今回のことが影響しているのかは不明だがエースコックのCMが削除されたり、兼近が1日に出演する予定だった『イヴ・サンローラン・ボーテ』のイベントは急遽中止されたりと雲行きは怪しくなってきている。
「過去の管理売春での逮捕は罰金刑の有罪判決を受けており事実。窃盗は自伝的小説にも描写されているとおり、ハメられて逮捕されたといいます。
警察に事情を説明すると釈放され起訴もされなかった。しかしネット上で最も“ヤバイ”とウワサされているのは同級生をイジメて自殺に追い込んだことを告白する箇所なんです」(スポーツ紙記者)
兼近の自伝的小説『むき出し』には小学校低学年のときに、悪口や暴力をふるってイジメていた同級生が転校し、その転校先で肉をのどに詰まらせて亡くなったことを知った主人公は
「あんな汚ねえやつ死んでくれて平和になるよ!」
と言ったが、後に転校先でも壮絶なイジメを受けて死んだことを知った、と書かれている。引っ越したのは自分のせいで
《俺が殺したも当然》(原文ママ)
とある。
“鮮明に記憶している”とする一方、“不都合だから記憶から消していた”と思い返すシーンが描かれているのだ。
イジメの真相を一般ユーザーがツイッターで質問すると兼近は
《小説ですよ? 映画とか見ますか?》
と返信。すると
《話題を逸らさないでイジメで人を自殺に追い込んだ過去があるのかイエスかノーかで答えてほしいです》
という質問が来たがこれには答えていない。
しかし1日の生配信ではイジメに関しては
《していない》
と否定。一方で
「イジメを『してなかった』じゃなくて、『見ないようにしてた』っていうのが正しいです」
とも答えた。
著書内のイジメのシーンについては
「イジメの漫画とかもありましたし、小説とかもありましたと。そういうものからインスパイアを受けて物語に落とし込んだというだけ」
と話した。
「他の漫画や小説からヒントを得て創作したとなると、あの小説はフィクションという扱いになるでしょうね。イジメに関して世間は非常に敏感で、過去にミュージシャンの小山田圭吾氏も学生時代のイジメが問題となり東京五輪の仕事を降板した。
この件で兼近さんは、誠意を持って質問に答えていたとは思います。強盗事件の容疑者との関係から、小説のイジメ問題にまで飛び火してしまうとは、本人も想像していなかったでしょうね…」(ワイドショー関係者)
『ダウンタウン』の松本人志は2日、自身のツイッターを更新し
《兼近に頑張ってほしいなー》
とエールを送っている。兼近はこの荒波をどう乗り越えるのだろうか…。