国会議員らが”給与差し止め””除名”で徹底した包囲網作戦 ガーシー議員は「世の中よくなんの?」 | FRIDAYデジタル

国会議員らが”給与差し止め””除名”で徹底した包囲網作戦 ガーシー議員は「世の中よくなんの?」

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いまだ帰国せずに国会にも登院してないガーシー議員(オフィシャルYouTubeチャンネルより)
いまだ帰国せずに国会にも登院してないガーシー議員(オフィシャルYouTubeチャンネルより)

昨年の参院選で当選してから一度も帰国していないNHK党のガーシー議員。当然、国会にも登院したことはない。

議員の仕事はオンラインで多少こなせても国会の召集だけは本人が登院しなければならないという決まりになっている。

「人を招くという意味で“招集”と“召集”はよく混同されやすいですが、国会は“召集”という漢字が使われます。なぜかというと国会の召集は天皇陛下の国事行事であり、ほとんどは陛下が人を“召集”する場合にのみこの漢字が使われます。すなわちガーシー議員が国会に登院しないということは、天皇の召集を“無視し続けている”ことになるのです」(全国紙記者)

そんな登院しないガーシー議員に対し、与野党は来週にも懲罰委員会を開き審査を始める。2月3日付の産経新聞は「陳謝」が有力と報じた。

国会法122条の懲罰は4種類あり、「陳謝」は、本人による「公開議場の陳謝」と書かれている。要するにガーシー議員は国会中に帰国したら、公開議場で国会議員の衆人環視、いや日本中が見ている前で“陳謝”の言葉を読み上げなければならないのだ。

「立候補したときからガーシー議員は“国会に行かない”と言っていましたが、そんな言い分は通さないという姿勢を見ていると、あらゆる方面から目の敵にされているようですね。岸田首相をはじめ、痛烈にバッシングしているガーシー議員が公開議場で“陳謝”すると思いますか?

登院していない他の議員や、国会中に寝ている議員をボロカスに叩いているくらいですし、このことでガーシー議員が頭を下げることはないでしょう。しかし“陳謝”を拒否した場合、歴史的に見ると“除名”が濃厚。すなわち国会議員の身分を失う。そうなれば不逮捕特権もなくなるので逮捕されるかもしれません。ガーシー氏の敵たちはそういった青写真を描いているのでは」(スポーツ紙記者)

一方で3日には、立憲民主党と日本維新の会が“正当な理由がなく登院しない議員の歳費の差し止め”を視野に入れた法案の提出を目指すことで合意した。

立憲の安住淳国対委員長は

「正当な理由がなく登院をしない場合は、その間、歳費をストップすることが国民が求めていることだ」

と正当性を主張。安住氏は

「特定の個人をどうこうと言うことではない」

としているが、このタイミングでそんな法案を提出しようとしているのは、どう考えても“ガーシー議員に罰を”と考えているとしか思えない。

「ガーシー議員は公約の47都道府県の暴露もしていないし、国会議員の悪事を暴くネタもほとんど持っていない。口八丁で有権者をその気にさせ当選したと言っても過言ではない。

有料オンラインサロンでも無名な芸能人や誰も気にしていないような企業の社長の暴露ばかりしていて一般の人は全く興味がない。今となっては“なぜガーシー議員に投票してしまったのだろう”と後悔している人も多いのではないでしょうか…」(ワイドショー関係者)

国会議員の歳費は月額129万4000円、年額で1552万8000円。ここに、期末手当(賞与)として年額635万円が加算され総額2187万8000円が最低のベースだ。ここに領収書不要の旧文通費が年1200万円支給される。

ドバイで動画を回して金儲けしている国会議員に、税金が3300万円以上流れている。他の議員たちは“選挙で当選してしまったからには仕方ない”とは考えていないようだ。

3日に自身のインスタグラムに

「で? 俺一人の歳費とめて、なんか世の中よくなんの?」

と投稿したガーシー議員。国民を納得させるような反論はできるのだろうか…。

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