「自責の念に堪えません」反権力をうたうガーシー議員が国会で読み上げる「屈辱的」な”陳謝文の中身” | FRIDAYデジタル

「自責の念に堪えません」反権力をうたうガーシー議員が国会で読み上げる「屈辱的」な”陳謝文の中身”

  • Facebook シェアボタン
  • X(旧Twitter) シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン
3月上旬に懲罰である「国会での陳謝」を受け入れたガーシー氏(オフィシャルYouTubeチャンネルより)
3月上旬に懲罰である「国会での陳謝」を受け入れたガーシー氏(オフィシャルYouTubeチャンネルより)

昨夏の参院選で当選したNHK党のガーシー(東谷義和)参院議員に新たな局面だ――。

参院から懲罰処分として「議場での陳謝」を求められていたガーシー氏が、それを受け入れることを表明。帰国し3月上旬にも開かれる本会議に出席して陳謝文を朗読するという。

ここまで議員になってから1度も登院していないガーシー氏に対し、与野党が「議員失格」の烙印を押し、舞台は懲罰委員会にもつれこんだ。何かと“敵”の多いNHK党だけに、多数決となれば勝ち目はなく、22日の懲罰委員会では「議場での陳謝」が賛成多数で決議された。気になる陳謝文は以下の通り。

「院内の秩序を乱し、本院の信用を失墜させたことは誠に申し訳なく、深く自責の念に堪えません。ここに謹んで陳謝いたします」

ガーシー氏はこの文面に言葉を付け加えることなく読み上げなければならない。

ガーシー氏にとって、この仕打ちは屈辱的と言えるだろう。懲罰を推し進める勢力は、ガーシー氏が国会で陳謝する姿を“晒す”のも狙いだろう。

「メディアでは懲罰委員長を務める鈴木宗男氏とのバトルばかりがクローズアップされていますが、ガーシー氏の除名を強硬に進めているのは、むしろ岸田首相の周辺。政権運営の邪魔者でしかなく、まだまだバッジを“奪う”ことをあきらめていないでしょうね」(政界関係者)

ガーシー氏は除名を逃れるため「議場の陳謝」受け入れた。

「与野党の圧力に屈したのではなく、あくまで自分を選んでくれた約30万人の有権者のため、という大義名分でいくようです。3月上旬に帰国し、議場で陳謝して再びドバイへ戻るプランを検討しているとみられます」(スポーツ紙記者)

年明けから一連の暴露動画に対する警察の捜査が進行中。告発者は複数いて、俳優の綾野剛や楽天の三木谷浩史氏の名前が取り沙汰されている。ガーシー氏は当局から任意聴取の要請を受けており、電撃帰国した際に身柄を拘束されるのではないか?と疑っているという。

「何らかの理由でパスポートが使用できない状態にされ、ドバイに帰れないパターンも恐れている。ガーシーは周囲に警察の動きに疑問を呈した上で『俺の捜査は国策やろ!』と話していたそうです」(同・スポーツ紙記者)

ガーシー氏が警戒しているのは“お上”だけはない。ガーシー氏のことを快く思っていない人間が、帰国のスキを狙って“何らかのアクションを起こすのではないか?”と言われているのだ。このことに関しては、本人もかねて動画で訴えていた。

「ガーシーの一連の暴露行為と、お金に関するトラブル、さらにガーシーの“物言い”に腹を立てているアウトローグループがいるのは紛れもない事実です。ガーシー本人も気付いており、帰国の条件として、当局に身辺警護を要請しているのはそのためでしょう」(ガーシーをよく知る人物)

今回も水面下で当局に「安全保障」を持ち掛けているそうだが、色よい返事はもらえていないとも。NHK党の立花孝志代表は、独自に民間の警備会社に頼むことも検討していると言われている。

果たして、久しぶりに帰国するガーシー氏はどんな表情を見せるのだろうか――。

FRIDAYの最新情報をGET!

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事