「帰国&議場での陳謝」を表明したガーシー議員 待ち受ける「進むも地獄、退くも地獄」の“窮地”
これまでネットニュースの常連だった「ガーシー」こと東谷義和氏だが、ここにきてテレビの情報番組やニュース、スポーツ紙など取り上げるメディアが俄然増えている。
きっかけは彼に晒された複数の著名人によって刑事告訴されたことだが、それによって取り上げるだけの社会性を持ち始めたということだ。さらに参議院の懲罰委員会が開かれ、『議場での陳謝』という懲罰も決定した。
「当初、ガーシー氏が帰国して陳謝することは無いと思われていましたが、回答期限の2月27日に秘書を通じて参院議院運営委員会に『本会議へ出席し、院議に従い、陳謝致します』と文書で回答しました。
ガーシー氏の懲罰決定が明らかになったとき、彼のシンパは応援メッセージを寄せていましたが、権力に立ち向かうダークヒーローが罰を受けたら、すんなり“陳謝”する姿を見てどう思うのでしょうね…」(ワイドショー関係者)
本人は周囲に
「国会議員の身分に執着はないが、応援してくれた28万人もの有権者の思いを考えると、辞めるのは申し訳ない。陳謝して済むのなら、国会での陳謝を受け入れる」
との意向を伝えていたようだが、28万人に向けた「国会に登院しない」という公約は反故になる。そういえば「47都道府県の暴露」も実行されていない。
ネットでは、除名推進派の声は大きく、
〈つい先日まで、公約だから国会に登院しないと言ってたのに、懲罰が決まったら登院するんだよね〉
あくまでダークヒーローを通し徹底抗戦するのを期待していたファンもこれには興ざめしているようだ。
そして注目されるのは、陳謝の後のガーシーの身の振り方だ。
「ネットの声にもあるように、陳謝してまた渡航するならば再び懲罰が下される可能性は大きいでしょう。そのまま日本に居続けることになると、件の警察の事情聴取が待っている。逮捕される可能性もあるだけに、まさに“進むも地獄、退くも地獄”でしょうね…」(スポーツ紙記者)
ガーシー議員の話題はまだしばらく続きそうだ――。