『ドランクドラゴン』塚地 街ロケを「ドラマ」に勘違いさせる〝名バイプレイヤー″の演技力 | FRIDAYデジタル

『ドランクドラゴン』塚地 街ロケを「ドラマ」に勘違いさせる〝名バイプレイヤー″の演技力

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今や名バイプレーヤーとして俳優業がメインのドランク塚地
今や名バイプレーヤーとして俳優業がメインのドランク塚地

「さて、それでは今回はですね〜…..」

東京・新宿区の繁華街に、その声は大きく響き渡っていた。声の主は、お笑いコンビ『ドランクドラゴン』の塚地武雅(51)である。塚地はテレビカメラの前に立ち、横にいるアシスタントの女性に向かって大きな声で語りかけていた。その声に反応し、「ん?」と、塚地の存在に気付いた通行人が周りをキョロキョロと見渡している。そして何かに気づいたような顔をしてそのまま通り過ぎていった。「あ、ドラマじゃないんだ…」とでも、言いたげに…。

塚地は、現在、連続ドラマ『スタンドUPスタート』(以下『スタンド』フジテレビ系)に出演している。職場だった造船所の閉鎖に伴いリストラされ、ネットスーパーを起業(スタートアップ)しようと奮闘する社長を演じており、2月15日放送回では、造船所のあった地元の商店街の人たちの理解を得るため説明会を開き、シーン最後の約1分30秒間はまさに塚地の独壇場だった。視聴者からは、

「塚地さん、圧巻の演技!」

「めちゃくちゃ感動した!」

などと絶賛の声が寄せられた。

「今期のドラマの中でも、当初は期待度ランキングの低かった『スタンド』ですが、高橋克実(61)さんや塚地さんといった名バイプレイヤーが良い味を出していて、どんどん評価を上げています」(民放ドラマ制作関係者)

塚地のドラマ出演は昨年10月期の『アトムの童』(TBS系)に引き続き、2期連続。NHK朝ドラや大河ドラマの常連でもあり、もはや誰が観ても「俳優」が本職。道行く人が、塚地を見かけた途端、ドラマの街ロケかと思い、ロケバスや共演者の姿を探すのも無理はない。では、このロケは、一体?

「BS-TBSで放送中の『御社でインターンよろしいでしょうか?』という企業系バラエティ番組で、塚地さんが就活世代の若手芸能人と1日インターン生となって企業に訪問し、その魅力ややりがいを紹介する番組です。お笑いバラエティではありませんが、塚地さんが面白おかしく紹介しており、それなりに人気も高いですよ」(TBS社員)

お笑い番組ではなかったが、こういう仕事も『スタンド』の役作りに十分生かされているのだろう。

道行く人も最初はドラマロケだと思っていたようで…
道行く人も最初はドラマロケだと思っていたようで…

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