原英莉花&小祝さくら&安田祐香&川﨑春花…”女王争い”開幕!この”ツヨカワ”ゴルファーを見逃すな | FRIDAYデジタル

原英莉花&小祝さくら&安田祐香&川﨑春花…”女王争い”開幕!この”ツヨカワ”ゴルファーを見逃すな

美しいスイングと弾けるスマイル 国内女子プロゴルフ「バチバチの女王争い」が開幕!

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原 英莉花(えりか)(24):左
吉田優利(ゆうり)(22):右

原 英莉花(左) 平均飛距離255ヤードのドライバーが武器。吉田優利(右) 昨季は全選手中、リカバリー率で1位、平均パット数で3位に入るなどアイアンやパッティングが光った。
原 英莉花(左) 平均飛距離255ヤードのドライバーが武器。吉田優利(右) 昨季は全選手中、リカバリー率で1位、平均パット数で3位に入るなどアイアンやパッティングが光った。

3月2日、国内女子プロゴルフの新シーズンが幕を開けた。過去最高となる総額44億9000万円の賞金と年間女王の名誉を懸けた戦いの行方を、スポーツライターの金明昱(キムミョンウ) 氏が予想する。

「本命は連覇に挑む山下美夢有(21)です。昨季は5勝を挙げ、歴代最高額を更新する獲得賞金2億3500万円超えを達成。全てのショットが最高水準です。対抗馬は西郷真央(21)や小祝さくら(24)、菅沼菜々(23)、吉田優利(22)らでしょう。特に吉田は、昨季は2位が5回と悔しい一年だっただけに、優勝への想いは強い。さらに今季は同期の西村優菜(22)がアメリカツアーに参戦するので、その分も自分が日本のゴルフ界を牽引すると、気合が入っていると思います」

ほかにも忘れてはいけない”ツヨカワ”ゴルファーがいる。

「昨季は0勝と苦しんだ原英莉花(24)に復調の兆しが見えます。師匠のジャンボ尾崎さんは『いつもゴルフ以外で主役』と厳しい言葉をかけてきましたが、オフの練習を見て『今年は期待できる』と太鼓判を押しました。足しげく師匠のもとに通い、必死に磨いたというアイアンが新たな武器です」(ゴルフ専門誌記者)

プロ2年目のダークホースにも注目だ。

「川﨑春花(19)は体の線も細く、表情もあどけなさが残っていますが、男子プロ顔負けの力強いスイングが持ち味。ドライバーの飛距離は女子トップクラスで、パットの安定感も抜群です」(前出・金氏)

華麗なる戦いを制するのは誰だ!

山下美夢有(みゆう)(21)

国内女子最小ストローク記録の樹立や最年少での年間女王獲得など記録的なシーズンを送った。特に後半戦は出場した16戦で12回のトップ10入り。好調そのままに、今季も独走となるか
国内女子最小ストローク記録の樹立や最年少での年間女王獲得など記録的なシーズンを送った。特に後半戦は出場した16戦で12回のトップ10入り。好調そのままに、今季も独走となるか

西村優菜(ゆな)(22)

アメリカツアーへの参戦を表明している西村。ドライバーの飛距離アップのために今オフはフォーム改善に取り組んだ。国内ツアーの2戦目まで参加した後、3月中旬から渡米予定だ
アメリカツアーへの参戦を表明している西村。ドライバーの飛距離アップのために今オフはフォーム改善に取り組んだ。国内ツアーの2戦目まで参加した後、3月中旬から渡米予定だ

上位進出を狙う実力派たち

小祝(こいわい)さくら(24)

国内ツアー連続試合出場数で歴代4位の142試合を記録。好物の牛タンでパワーを付け、趣味の絵画やパズルでリフレッシュするのが秘訣だという。今季も無尽蔵のスタミナで優勝を狙う
国内ツアー連続試合出場数で歴代4位の142試合を記録。好物の牛タンでパワーを付け、趣味の絵画やパズルでリフレッシュするのが秘訣だという。今季も無尽蔵のスタミナで優勝を狙う

稲見萌寧(もね)(23)

一昨年の賞金女王。昨季は優勝こそあれどフォームを崩す試合も多かった。リベンジを誓い、オフには徹底的に体をイジメ抜いた
一昨年の賞金女王。昨季は優勝こそあれどフォームを崩す試合も多かった。リベンジを誓い、オフには徹底的に体をイジメ抜いた

菅沼菜々(23)

昨季はパッティングに磨きをかけ、自身最高となるランキング8位に食い込んだ。悲願の初優勝を果たし、表彰式で両手でハートを作る決めポーズを披露できるか
昨季はパッティングに磨きをかけ、自身最高となるランキング8位に食い込んだ。悲願の初優勝を果たし、表彰式で両手でハートを作る決めポーズを披露できるか

田辺ひかり(25)

グリップを短く持つ独特の握り方で、高精度のショットを放つ。復活をかける今季はオフにハードなトレーニングを敢行。武器である精度に磨きをかけたい
グリップを短く持つ独特の握り方で、高精度のショットを放つ。復活をかける今季はオフにハードなトレーニングを敢行。武器である精度に磨きをかけたい

台風の目になる!? 注目選手5選

馬場咲希(17)

昨年、「全米女子アマ」で日本人37年振りの優勝を決めた超新星。175㎝の長身を活かした270ヤード超えのドライバーが武器。招待参加が中心となるが、出場試合では上位進出も狙える
昨年、「全米女子アマ」で日本人37年振りの優勝を決めた超新星。175㎝の長身を活かした270ヤード超えのドライバーが武器。招待参加が中心となるが、出場試合では上位進出も狙える

安田祐香(22)

あどけなさが残る笑顔が魅力で、ネット上で非公式ファンクラブがいくつも作られるほどの人気を誇る。昨季は最後の最後にシード権を逃した。高精度のアプローチを武器にリベンジなるか
あどけなさが残る笑顔が魅力で、ネット上で非公式ファンクラブがいくつも作られるほどの人気を誇る。昨季は最後の最後にシード権を逃した。高精度のアプローチを武器にリベンジなるか

チョン・ジユ(27)

今季から日本ツアーに参戦する韓国の新鋭。18歳で競技を始め、わずか2年でプロに。2部ツアーが主戦場だが1部でも活躍できる実力者だ
今季から日本ツアーに参戦する韓国の新鋭。18歳で競技を始め、わずか2年でプロに。2部ツアーが主戦場だが1部でも活躍できる実力者だ

岩井千怜(ちさと)(20)

昨年はルーキーイヤーながらトップツアーで2連勝し、スターダムへ駆け上がった。双子の姉・明愛(左)とともにシード権も獲得。今年が覚醒の一年となるか
昨年はルーキーイヤーながらトップツアーで2連勝し、スターダムへ駆け上がった。双子の姉・明愛(左)とともにシード権も獲得。今年が覚醒の一年となるか

川﨑春花(19)

こちらもルーキーながら、4大メジャーの「日本女子プロ」で優勝。男子プロにも引けを取らない力強いスイングが魅力。勢いに乗れば、上位進出も狙える逸材だ
こちらもルーキーながら、4大メジャーの「日本女子プロ」で優勝。男子プロにも引けを取らない力強いスイングが魅力。勢いに乗れば、上位進出も狙える逸材だ

『FRIDAY』2023年3月17日号より

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