「契約が切れる今季」で見納めか…”ファンクラブ5ヵ月で閉鎖”イニエスタが品川駅に現れた
やはり今季限りで引退、バルセロナに戻ってしまうのだろうか…。
4月中旬の夜、品川駅の新幹線ホームから出てきたサッカー・J1『ヴィッセル神戸』の一団のなかにアンドレス・イニエスタ(38)の姿があった。翌日に控えた鹿島アントラーズ戦のためにチームで移動中だったのだ。オフィシャルスーツをサラリと着こなすイニエスタだが、その表情はどこか硬い…。
「日本向けのファンクラブが閉鎖されたことが影響しているのではないでしょうか」
そう話すのは、ヴィッセル神戸の関係者だ。ファンクラブは、広告業などを営むFORCE社が、イニエスタが共同創業者を務めるNSN社とパートナーシップ契約を締結し、’22年11月に開設された。イニエスタの、
「生涯にわたって日本のファンの方々と繋がりを持っていたい」
という思いを実現させるため、このファンクラブは会員制コミュニティとしていた。
しかし、
「発足から半年も経たずのスピード撤退でした。これまで公開されたYouTube動画は全て削除されたのです。閉鎖の理由はFORCE社とイニエスタのエージェント会社との齟齬だとFORCE社側は説明していますが、ヴィッセルファンの間では『イニエスタを使って金儲けを企んだ日本企業が悪い』と、イニエスタを擁護する声が多数を占めています」(ヴィッセル神戸の関係者)
と話す。チームは現在、J1の首位を走り絶好調(4月24日時点)。しかし、イニエスタの今季J1出場時間はわずか12分だ。
「今年2月、スペイン紙『エル・ナシオナル』が『イニエスタがバルセロナのジョアン・ラポルタ会長から復帰打診を受ける』と見出しをうち、イニエスタの現役引退、スペイン1部リーグのFCバルセロナの下部組織へのコーチングスタッフ就任の可能性について報じています。イニエスタ自身は引退時期について言及してませんが、この状況では今季限りということも十分に考えられます」(スポーツ紙記者)
世界的スターの日本での勇姿が見られるのもあとわずかかもしれない。

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