ベテラン芸能レポーターが断言「自分の欲望に忠実に生きる」広末涼子はこの不倫騒動で〝終わらない〟
芸能リポーター・石川敏男の芸能界”あの出来事のウラ側は……”
《芸能リポーター・石川敏男の芸能界”あの出来事のウラ側は……”》
「二兎を追うものは一兎をも得ず」
と言うことわざがあるが、今話題の女優・広末涼子さんの生き方は
「二兎を追うものだけが二兎を得る」
という生き方だと、ある芸能関係者から聞いた。
自分の欲望に忠実に生きる……。それが広末流だという。
芸能界で歌手の松田聖子さんと同じようにスキャンダルに強く、むしろプラスになって芸能界を渡ってきたという印象がある。それだけ〝何があっても負けない〟という強く魅力的な芸能人だと思っていた。
それが〝W不倫〟と報じられたことで、彼女の生きざまも変わってしまうのだろうか。
ここ数年は3児の母親としての存在界を表に出し、艶っぽい話も天真爛漫な様子も消えていた広末さん。そんな彼女が週刊文春の直撃取材に対しては
「不倫はない」
「子供3人いるんですよ!」
と反論していた。
広末さんの相手であるミュシュラン一つ星レストランのオーナーで、テレビなどにも出演する3歳年上のシェフ・鳥羽周作さんも否定していた。
しかし、広末さんの事務所は
《プライベートは本人に任せている。責任を持って行動するように厳重注意した》
と、メディアに回答。真っ向から不倫について否定しなかった。
しかも広末さんの再婚相手であるキャンドルアーティスト・キャンドル・ジュンさんはイベント先で
「自分自身の家族は今大変なことになってますけど、しっかりとこの後けじめをつけますので、皆さんお楽しみに」
と発言し、19歳の長男が2人のきょうだいの面倒を見ているとまで言い切った。
その後、ジュンさんは鳥羽さんのお店に乗り込もうとしたが、店が休みで会うことはできなかったようだ。
「一部、 週刊誌で報じられているとおり、鳥羽様との関係は記事のとおりです」
と、不倫関係だったと直筆の文書で告白した広末さん。鳥羽さんも
「最初に報道があったときに、不倫の事実はない、と嘘をついたことです。知らない番号からかかってきた電話に出たところ、記事に掲載されていた通りの内容の質問をされ、事実に反する受け答えをしてしまいました」
と、反省。
「今後家族に対して、できるかぎりの償いをしていきます」
と、謝罪した。
15日に発売の「週刊文春」で掲載された〝交換日記〟のラブレターに広末さんが
《ほんとに本当に ありがとう。だいすき♡》
と書けば、お相手は
《涼子ちゃんがとにかく好きだし愛していて…》
と、二人で綴った文章が表に出ることになって、逃げ場が無くなったのだろう。
二人の中にスタッフや関係者を交えて、世間には分からないように繕ってきた愛の関係。表面化してしまったことで、CM4本が消えて予定されていた映画も流れてしまった。
昨年は『ベストマザー賞』に輝き、3児の母としてエッセー『毎日が3兄弟のママで、女優』の連載もストップした広末さん。所属事務所は「無期限の謹慎処分」を発表したが、不倫が大きな代償になってしまった。
まあ、夫キャンドルさんの感じは、相当頭にきているよう。離婚は避けられないかもしれない。
それでも不倫の結末が、これで芸能生活が〝ジ・エンド〟じゃ広末さんらしくない。たとえ不倫をしたとしても、〝広末さんを見たい〟という声が無くなることはないだろう。
何があっても「自分の欲望に忠実に生きる」広末さんらしく、きっちりと芸能界に生き残り、また、新しい女優・広末涼子を見せてくれると思うよ。
- 文:石川 敏男(芸能レポーター)
- PHOTO:中村 和彦
芸能レポーター
‘46年生まれ、東京都出身。松竹宣伝部→女性誌記者→芸能レポーターという異色の経歴の持ち主。『ザ・ワイド』『情報ライブ ミヤネ屋』(ともに日本テレビ系)などで活躍後、現在は『めんたいワイド』(福岡放送)、『す・またん』(読売テレビ)、レインボータウンFMにレギュラー出演中