広末涼子不倫、永山絢斗逮捕で自分の「不倫報道」が霞んだ岸田首相の最側近・木原誠二議員の〝高笑い〟

女優広末涼子のダブル不倫と俳優・永山絢斗容疑者の大麻事件で、命拾いした大物政治家がいるという。

ワイドショーは広末と有名シェフ・鳥羽周作氏の不倫問題と６月16日に大麻取締法違反（所持）容疑で逮捕された永山容疑者のニュースを大々的に報じている。

前者は週刊文春で鳥羽氏との交換日記まで流出し、赤面モノの内容が反響を呼んでいる。18日には広末の夫であるキャンドル・ジュンが会見し、鳥羽氏に怒りをぶつけた。

また、後者は兄の人気俳優・永山瑛太が一部メディアの取材に応じ、「俺は許さない」と〝愚弟〟を断罪した姿が話題となっている。

しかしそのウラで、本来ならば前出２人よりも大々的に扱われてもおかしくはないスキャンダルがあった。文春が報じた岸田文雄首相の最側近でブレーンの木原誠二官房副長官の不倫疑惑だ。

「15日発売の文春で広末さんの交換日記は通称『左トップ』と呼ばれる二番手のネタでした。広末さんを抑えて『右トップ』を張ったのは、木原氏の愛人問題でした」（出版関係者）

同誌によると、木原氏は本妻のほかに、元銀座ホステスAさんと昵懇の仲だという。Aさんには娘がいるが、容姿は木原氏にソックリ。

３月のとある日にはAさんと娘と、東京ディズニーリゾートに出掛ける姿をキャッチされている。木原氏はAさんの運転する車で首相官邸に出勤することもあるという。

当の木原氏は不倫・愛人疑惑を完全否定。Aさんの存在は本妻とその両親も公認というのだが、一国の首相を支える人物が〝二重生活〟を送っていたとなれば、倫理的に問題だろう。

「木原氏をめぐっては、先日逮捕されたガーシー容疑者や、大手出版『幻冬舎』の見城徹氏も『人間性に問題がある』と糾弾していました。木原氏は岸田首相に重用され、急に絶大な権力を持つようになった。

『俺がこの国を回しているんだよ』と誇らしげに語っていたという話もあります。〝天狗ぶり〟は永田町でも話題になっていました」（政界関係者）

木原氏にしてみれば、テレビが広末や永山容疑者一色になっているのは「しめしめ」だろう。ネット上では

《広末の不倫より木原の方をやるべき》

《どう考えてもこっちの方が問題》

という声も多いが、この調子ではさして大ごとにもならず風化してしまいそうだ。

政界では立憲民主党が16日に内閣不信任案の提出を予告すると、岸田首相は即日解散を匂わせた。これも野党関係者に言わせれば「盟友のための話題そらし」だそうだ。

前出の政界関係者は

「結局、岸田首相は選挙区情勢を鑑み、解散はしなかった。直近の支持率が下降気味なことに加え、連立を組んでいる公明党との関係がギクシャクしているからです。

仮に公明党の〝組織票〟が離れた場合、40議席近く減らすという衝撃データも出ていた。それらを提示して岸田首相に解散を思いとどまらせたのは、ほかならぬ木原氏と言われています」

と明かす。

木原氏の選挙区は東京20区。公明党の〝組織票〟バリバリの地域で、仮に選挙戦に突入して愛人問題を追及される展開になれば、選挙区で落選の可能性もあった。

「永田町では次の解散時期は秋の臨時国会冒頭が有力視されています。さすがに木原氏のスキャンダルも過去のものになっているでしょう。新たな問題が出てくる可能性はありますが…」（スポーツ紙記者）

木原氏は広末と永山容疑者に足を向けて寝られないはずだ――。