広末涼子の夫キャンドル・ジュン氏〝ゲリラ会見〟で、「今まで何を…」広末の所属事務所にも大打撃
ダブル不倫騒動渦中の女優・広末涼子の夫でアーティストのキャンドル・ジュン氏が6月18日、都内で緊急会見を行った。事前にマスコミ各社にリリースを送るわけでもなく、当日午前中に「会見をやるらしい」という情報が伝わり、マスコミは慌てて会場に向かった。
受付時間は20分間限定。その受付にはジュン氏本人が立ち、会見場には司会進行の人物はおらず、記者と1対1という形式だった。この時点で会見が熟考されたものではなく、緊急を要している様子がうかがえた。
その中身はと言えば、ワイドショー番組などで再三報じられている通り、広末家が〝崩壊寸前〟とあるという内容だった。
ダメ押しとなったのは、ミシュラン1つ星店のオーナーシェフ・鳥羽周作氏との不倫ではあるが、それ以前から広末のメンタルは不安定で、限界を超えてしまうと、性格や生活習慣、服装までもガラリと変わってしまうという。ジュン氏は過去に鳥羽氏以外の男性とも妻が〝ただならぬ関係〟となり、その都度、男性側と話し合ってきたことを明かした。
ジュン氏はそうした妻の行動を「心のSOS」と解釈。マスコミ越しに
「良き妻で子どもにとって最高の母」
と呼びかけるように語った。
この会見を機に、世間の批判の矛先は、いまだジュン氏に直謝謝罪のない鳥羽氏に向かった。
それともう1つ、広末の所属事務所「フラーム」の対応にも疑問の声が上がり始めている。
ジュン氏の会見は広末本人や所属事務所にも事前通達はされていなかった。これにスポーツ紙芸能担当記者は
「早い段階でジュン氏が会見するとわかっていれば、事務所は全力で止めにいったでしょうね。裏を返せば、そうさせないための〝ゲリラ会見〟だったのだと思います。
ジュン氏は広末さんと再婚後、事務所から『彼女のプライベートな話はしないでほしい』とクギを刺されていたことも明かしていますし、彼女の心のケアの部分で不信感を持っている印象を受けました」
と指摘する。
事務所がジュン氏を遠ざけていたのは知られた話で、芸人の明石家さんまも18日放送のニッポン放送『明石家さんま オールニッポンお願い!リクエスト』の中で、広末との共演時に事務所から
「キャンドル・ジュンさんの名前は出さないでほしい」
と依頼されていたことを明かしている。
ある意味、今回のジュン氏の会見は不倫相手の鳥羽氏、さらにフラームに対して腹に溜め込んでいたものを吐き出したように思えてならない。
「フラームからしたら、たまったものではありません。手塩にかけて育ててきたのに、ジュン氏が素顔を明かしたことでイメージが一変してしまった。
健康的な笑顔のウラに『実はあんな苦労が……』という印象を持たれてしまうのは大きなマイナス。影響はテレビCM、映画、ドラマなど多方面に及ぶと思いますね。キャスティングの際に『ちょっと使いづらい』となってもおかしくありません」(芸能プロ関係者)
かと言って、フラームが賠償を求めようにも相手は広末のれっきとした夫。むしろ、ネット上では
《今まで事務所は何をしていたんだ?》
という声も散見される。前出の芸能プロ関係者は
「広末さんは事務所から無期限謹慎処分を課されましたが、これは事実上の休養と同じ。とにかく今は心身共にゆっくり休んだ方がいい。このまま引退となっても誰も咎めはしないと思います」
と話す。
結局、誰ひとり幸せになれない、今回の不倫騒動。果たして〝広末夫妻〟はどこに向かうのか――。
PHOTO:中村 和彦