広末涼子の夫キャンドル・ジュン氏 自分の「不倫&暴行疑惑」をテレビ局が〝ダンマリ〟するワケ
「キャンドル・ジュンの件はやめとこう」
某民放キー局の関係者によると、このほどそんな号令が出されたという。
女優の広末涼子(42)とミシュラン1つ星店オーナーシェフ・鳥羽周作氏(45)のダブル不倫騒動がまだまだ尾を引いている。
1度はともにSNSで謝罪したものの、広末が週刊文春の記者に〝直電〟し、胸中を告白したことで、事態はさらにややこしくなった。
「鳥羽氏から文春記者の連絡先をゲットしたそうで、2人が現在も親密な関係にあることがバレました。文春に所属事務所『フラーム』のスキャンダル対応への不満を述べたことで、両者の信頼関係にも亀裂が入った印象はぬぐえません」(スポーツ紙記者)
世間も〝不倫続行〟とジャッジし、両者には批判の声が多く寄せられている。
そんななか、一部で「聖人」と呼ばれる夫のキャンドル・ジュン氏(49)にも大きな動きがあった。
6月26日配信の『週刊女性PRIME』が、ジュン氏による元スタッフへの暴力と不倫疑惑を報じたのだ。ジュン氏は’19年に自身のアトリエで10年以上の付き合いだった元男性スタッフの髪をつかんで引きずりまわした上に、何十発も殴り、さらにはバリカンで頭を虎刈りにしたという。暴行の原因は男性の社内不倫で、ジュン氏は
「オレの女に手を出したな」
と激高したという。週女の取材にジュン氏は男性スタッフに対し手を上げたことは認めたが、不倫については言葉を濁した。
18日に行った〝独断会見〟では、不貞行為を働いた妻を責めず
「何よりも自分の子供たちと自分の妻がいる家が一番幸せです」
「子供たちの今を、相手方の家族や関係者の今をこれ以上追及しないでください」
などと涙ながらに訴えた。これが一部で「男を上げた」と称賛されたが……。
「まさかの暴行スキャンダル発覚で、彼を擁護してきた人たちも冷めてしまった。むしろイメージが良かった分、反動も大きそうです。ジュン氏の〝失点〟は離婚を突き付けている広末さんにとって追い風になるでしょう」(同・スポーツ紙記者)
一方でテレビ局にとっても格好のネタになるはずだったが、冒頭のテレビ局関係者によると、ジュン氏の暴行&不倫報道は「現時点では触れない」方針なのだという。
大きな理由としては、あくまで今回の騒動の主人公は広末と鳥羽氏という点だ。
「ジュン氏の暴行を告発したのもまだ週女一社だけで、各局様子見といったところですね」
とはワイドショー関係者。ジュン氏が18日の会見で口にした言葉もネックとなっている。同氏はマスコミの過熱報道に対し、子供に影響が及ぶことを危惧して次のように述べた。
「匿名でいろいろ書かれる方、できればやめていただきたいなと思いますが、脅迫文を送ったりとか、そういうことも自分へはいいですが、会社とかスタッフには送ってほしくなくて。これだけさらけ出してもなおそれが止まらないのであれば、それを理由に次は私が命を絶とうと思います。これを脅迫と思ってもらっていいです」
のちにジュン氏は「私は死にませんよ」と否定しているが、万が一を想定するのが、スポンサー企業で成り立っているテレビ局だ。
「あんなことを会見で言うから、こっちとしては報道後のことを考えてしまう。結果、及び腰になる。その辺りも含めて彼の戦略だったのかもしれないが……」(前出・テレビ関係者)
お笑いコンビ『爆笑問題』の太田光は自身のラジオ番組でジュン氏の発言について
「俺はあまりいただけない。これは俺個人の意見だけど、あれは『殺すぞ』っていう脅迫と一緒だからね」
とバッサリ。続けて
「もうワイドショーなんてビビりまくってさ。何にも言えない。あれは脅迫なんだよ、本当に」
と語っている。
泥沼化する不倫騒動に〝落としどころ〟はあるのか――。
- PHOTO:中村和彦(広末)、島颯太(キャンドル氏)