「保守系政治家が告発」ハリウッド女優ミーガン・フォックス「児童虐待疑惑」に真っ向反論の〝裏事情〟 | FRIDAYデジタル

「保守系政治家が告発」ハリウッド女優ミーガン・フォックス「児童虐待疑惑」に真っ向反論の〝裏事情〟

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自身の子供に対する「児童虐待疑惑」に真っ向から反論したミーガン・フォックス
自身の子供に対する「児童虐待疑惑」に真っ向から反論したミーガン・フォックス

映画『トランスフォーマー』などで知られる米人気女優ミーガン・フォックス(37)が、3人の息子たちへの「児童虐待疑惑」をツイッターで告発した政治家のロビー・スターバックに激怒し、ミーガンと息子を政治的に利用しようとしていると非難して波紋を広げている。米「TMZ」などが報じている。

スターバックは自身のツイッターに、ミーガンが女の子の服装をした3人の息子と一緒の写真を投稿して、

《これはミーガン・フォックスの息子たちです。私たちは以前同じゲート付きコミュニティに住んでいて、子供たちは公園で遊んでいました。

そのうちの2人が、乳母が慰めようとするなか、母親に女の子の服を着るよう強要されたと言って、泣いているのを見ました。これは純粋な児童虐待です。彼らのために祈ってください》

とミーガンの児童虐待行為を告発した。

これが事実なら大問題だが、ミーガンは直ちに自身のインスタグラムで全面的に反論。スターバックを

《富、権力、成功、名声を手に入れようと必死な〝虎の威を借りる狐〟》

と呼び、

《悪意ある誤った見方で、子供を利用しないで》

と警告した。スターバックは’22年にテネシー州議会議員選挙に出馬したが落選。保守派でLGBTQに不寛容な立場といわれる。リベラルなカリフォルニアが嫌いで、より保守的なテネシー州の牧草地へ逃げ出したともいわれているという。

ミーガンは続けて

《政治キャンペーンで注目を集めるために我が子の性自認を利用することは、あなたを宇宙の間違った側に置くことになる》

と続けた。そして

《私は以前にもあなたみたいなナルシストでインポテンツで小さい男に火あぶりにこき下ろされた》

と揶揄した。

ミーガンの元夫で子供たちの父親である俳優のブライアン・オースティン・グリーンも、

《このような話が本当なのかどうか、実際に確認できる人はこの世界では数人しかいません。まったくの虚偽と断言できます。

これが真実だと主張しようとするこの人物は、親子関係に悪影響を及ぼすことを気にしない利己的な人物の完璧な例だ》

とミーガンを擁護した。

ミーガンは’21年、長男のノアが服で自分を表現するまでの道のりをサポートしたことや、ノアをいじめから守ろうとしたことを話していた。

「長男のノアは2歳くらいからドレスを着るようになり、私はこれらのことを扱った本を何冊も買って、これがどういうことなのか知ろうとしました。その本の中には、トランスジェンダーの子供たちが書いた本もあります。

その中には、男の子でもドレスを着ることができる、服装で自分を表現することができる、といった内容の本もありました。そしてそれは、セクシュアリティとは関係ないのです」

と明かした。

「だから、彼らが幼い頃から、誰も自分たちが変だとか、奇妙だとか、違うとか感じないように、そういうことを彼らの日常生活に取り入れてきたわ」

と語っていた。そして

「私の子供は勇敢。そういう生き方を選んだのには理由があると私は思っている」

とサポートすることを表明していた。

米国では今年2月にテネシー州の共和党のビル・リー知事が、公共の場や未成年の前でのドラァグ・パフォーマンスを制限するための法律に署名するなど、LGBTQ+の権利をめぐる保守派とリベラル派の衝突が依然として存在するのも気になるところだ。

そうした中でのフォックスの主張が“逆流”に歯止めをかけるのか注目される。何はともあれ、論争に巻き込まれた子供たちへの影響が心配される――。

  • 阪本良(ライター)

    『東京スポーツ新聞社』元・文化社会部部長。退職後、Webマガジン『PlusαToday』を始め、映画、ハリウッド情報などの記事を執筆。日本映画ペンクラブ会員

  • PHOTOロイター/アフロ

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