『アッコにおまかせ！』が「終わってもいい番組ランキング」圏外に…広末涼子の不倫相手に救われた皮肉

『アッコにおまかせ！』（以下『アッコ』・TBS系）が圏外とは正直、驚きだった。

９月３日、『FLASH』（光文社）が『そろそろ終了してもいいのでは？』という長寿番組についてのアンケートを実施。１位が『徹子の部屋』（テレビ朝日系）、２位が『サンデーモーニング』（TBS系）、３位が『新婚さんいらっしゃい！』（テレビ朝日系）などと大方の予想通りの結果となったが、『アッコ』が10以内どころか、発表された16位以内にも入らないという驚きの結果となっているのだ。

「正直、１位は『サンデーモーニング』か、『アッコ』が最右翼だと思っていました。特に昨年８月28日には、’85年の番組開始から27年目にして、視聴率が番組史上最低の4・6％（個人視聴率は2・5％）を記録しました。和田アキ子も73歳という高齢で、近年は目や股関節の病気にも悩まされ、番組を休むことも増えました。番組関係者ですら今年が最後だろうと思っていたようです」（スポーツ紙記者）

ところが、７月ごろから視聴率が５％後半から６％台に回復。かつては和田が何かを話せばSNSが炎上するというパターンだったが、最近では、その和田を応援する声が増えている。一体何があったのだろう。

「広末涼子（43）との不倫相手のフレンチシェフ・鳥羽周作氏です。まず騒動渦中の７月１日に和田が自身のラジオ番組で２人に言及しました。すると鳥羽氏が同日に自身の店に訪れた『東スポWEB』の記者に対し、『（和田は）頭悪いよなって思いますよね。ご意見番って言ってるけど何なのかなって思いますけどね』と語ったことが報じられたのです」（TBS関係者）

翌日、和田は『アッコ』で、

「すいません、頭の悪いご意見番で」

と怒りを露わにした。和田を攻撃してきたSNSも、

「噛み付く相手が違う」

「さすがにこれはアッコさん、キレていい」

と擁護したのだ。

「あれ以来、潮目が変わった感じです。相変わらず、番組での和田のコメントに対する批判の声は少なくありませんが、同時に応援する声もかなり増えました。広末の騒動に加え、ジャニーズ問題など芸能ニュースが盛り上がりを見せていることも要因の一つだと思います。

アンケート対象が『アッコ』のメインターゲットである30代から50代のテレビ好きの女性500人というのも大きかったかもしれませんが、女優の不倫問題や、性加害問題は女性が最も嫌うテーマ。そこに和田がどうコメントするのか、注目しているのだと思います」（前出・TBS関係者）

10日放送の『アッコ』で和田は膝関節手術のため入院することを伝えたが、SNSには応援する声が多数届いていた。中には、「ジャニーズの枠が空く分、紅白に選出されるかも？」という声も。

芸能界は、何が功を奏するか、つくづくわからない…。