慶應が「芸能人お断り?」で早稲田が受け皿“お受験戦線”異常アリ

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慶應出身として有名な「嵐」の櫻井翔(右)。上田晋也(左)も子どもを有名私立校に通わせている”お受験”組だ(‘19年)

11月に試験のピークだった小学校受験。すでに多くの学校で合否が決まっており、「お受験」と呼ばれる狭き門に有名人の子息たちも一喜一憂したようだ。

市川海老蔵、寺島しのぶの青山学院や髙田万由子や松たか子が通った白百合学園、高橋真麻の雙葉学園など、幼稚園や小学校から名門私立校で学んでいたというのが一流セレブの証となっている昨今、子弟を名門私立小学校受験に挑戦させる芸能人が増えている。

そんな「お受験」界でトップの人気を誇るのが、森泉ファミリーや櫻井翔、石原良純などが通った慶應幼稚舎だろう。大学進学までほぼ約束されているうえに、“慶應”というブランドがセレブたちを満足させてきた。

だが、今年4月入学予定のために行われた慶應の「お受験」が、例年とは違っているというのだ。

「例年、多くの芸能人の子息が幼稚舎を受験し合格してきました。昨年はタレントさんの息子さんや女優さんの息子さんも入られましたね。しかし、今年は、芸能人のお子さんたちがチャレンジしたものの、合格できなかったそうです。どうも、慶應側がお断りしたようなんですね」(子どもをお受験させたママ)

慶應幼稚舎は昨年、「週刊文春」により現役教師が報酬をもらい受験生を指導していることが報じられた。入試にあたり「舎長及び教職員との面会は一切できない」という規約が破られていたことに、受験生を持つ親たちはショックを受けたという。

それだけに、今年はなるべく目立たないようにという配慮が働き、有名人の子どもは敬遠されたといわれているのだ。だが、それ以外にも、芸能人の子どもが合格できなかった理由があったようだ。

「今、流行りのSNSに問題があったようです。お子様の制服姿を投稿したり、運動会や学校行事などを公開してしまう有名人がいて、『ブログの収入に使われている』と在校生の父兄から冷ややかな視線が集まっているようなんです。学校側に直接『学校生活における自身の子供の身を案じている』と苦言を呈した保護者もおり、学校側が目立つ有名人を避けた可能性が高いですね」(前出・お受験ママ)

そんな慶應に代わり、芸能人の子どもたちが多く通うようになったのが早稲田実業だ。昨年も人気ママタレの子どもなどが合格している。

「早実初等部は‘02年設立と新しいのですが、慶應に並ぶ私立大学のツートップとして人気が非常に高いです。多くは大学まで行けますし、現在の倍率は約15倍の超難関校。郊外にあるので都心に住む芸能人などの子息は通学がちょっと不便ですが、ここ数年は特に人気がありますね」(お受験コンシェルジュ・いとうゆりこ氏)

早実の入学試験は暗記力や計算力・思考力を問うペーパー考査のほか、初対面の友達と上手に遊べたり、先生の指示をしっかり聞けるかを問う行動観察と運動、面接が行われる。また、入学願書を元に行われる両親を含む面接では、学校の教育方針と家庭の教育方針の相互一致と理解・協力が保護者に確認されるという。

「今でも早実の人気は高いのですが、甲子園で活躍した“清宮バブル”のころに比べると、ここ数年は志願者が減っていました。そこで、寄付金を多く集めるようになったのです。募集要項には『教育振興資金として一口10万円、五口以上(任意)』と記載されているものの、目標寄付金額は約3億円とも記されている。入学者数から計算すると、一人あたり約300万円となります。年間約120万円の学費と合わせ、これらの金額を支払える経済力も保護者には求められる訳ですから、比較的裕福な芸能人の子どもは、早実にとってはウェルカムなんですよ」(お受験塾講師)

“静”の慶應に“動”の早稲田。そんな両校の思惑が、芸能人のお受験事情を左右したようだ――。

  • PHOTO近藤裕介

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