中森 明夫

【KinKi Kidsの行く末】ジャニー喜多川の魂が『硝子の少年』とともに砕け散る日

欲望のジャニーズ論

中森明夫

益田周一、田中俊勝、中村和彦

中森明夫・欲望のジャニーズ論　第３章　KinKi Kidsという最後の砦⑤

剛が退社しファンクラブも解散した今、残された光一が背負おうとしているものは一体何なのだろうか。

結束武郎、中村和彦

中森明夫・欲望のジャニーズ論　第３章　KinKi Kidsという最後の砦④

KinKi Kidsは紅白への出場がわずか2回にとどまっている。これは同時代を生きたSMAPへのカウンターという側面が隠されている。

【紅白出場わずか２回の謎】KinKi Kidsが背負った「SMAPへのカウンター」の壮絶な宿命

川上孝夫、共同通信社

中森明夫・欲望のジャニーズ論　第３章　KinKi Kidsという最後の砦③

KinKi Kidsが名を上げたドラマ『人間・失格～たとえばぼくが死んだら』は、現在では放送できない過激さが組み込まれていた。

【選ばれた神の子】KinKi Kidsの２人がアイドルであり続けた必然と「過激な出世作」

アフロ、結束武郎、近藤裕介

中森明夫・欲望のジャニーズ論　第３章　KinKi Kidsという最後の砦②

KinKi Kidsとビートルズ。活躍した年代もジャンルも違うスター同士だが、この二組には、ある重要な共通点がある。

【ビートルズとの共通点】KinKi Kidsがジャニー喜多川の寵愛を受けられた「最大の理由」

中村和彦、田中俊勝、川上孝夫

中森明夫・欲望のジャニーズ論　第３章　KinKi Kidsという最後の砦①

今年3月末、堂本剛が旧ジャニーズ事務所を退所した。グループの活動に活動に区切りがついた形だが、Kinki Kidsがこれから向かう先はどこなのだろうか。

【ジャニーズ帝国最後の砦】KinKi Kidsを支え続けた、知られざる「3人目のメンバー」の名前

中村和彦

中森明夫・欲望のジャニーズ論　第２章　すべては「SMAP解散」から始まった①

ジャニーズ事務所の凋落を考える時、思い起こされるのは国民的グループだったSMAPの解散までの騒動だ。高校処刑ともいわれた謝罪劇には、ジャニーズ事務所の闇があらわれていた。

【SMAP×SMAP公開処刑事件の裏側】ジャニーズが直面したSMAP解散という「終わりの始まり」

川上孝夫

中森明夫・欲望のジャニーズ論　第２章　すべては「SMAP解散」から始まった②

ジャニーズ事務所はジャニー喜多川とメリー喜多川というふたつの中心が存在する楕円のような組織だ。ジャニー喜多川が目指したのは、歌って踊れるショーに特化したアイドル像だった。

【SMAP誕生前夜】ジャニー喜多川の理想をかなえた「少年隊」と「光GENJI」本当の実力

アフロ　山田宏次郎

中森明夫・欲望のジャニーズ論　第２章　すべては「SMAP解散」から始まった⑥

SMAPファンは、史上もっとも辛い仕打ちを受けたアイドルファンといえる。そんな彼らがSMAP解散発表後に起こしたムーブメントは、思いもよらぬものだった。

「まるで大本営発表」の声も…理不尽な解散劇を経ても「SMAPイズム」が生き続ける明確な理由

共同通信　アフロ　川上孝夫

中森明夫・欲望のジャニーズ論　第２章　すべては「SMAP解散」から始まった⑤

SMAP成立の最後のピースとなったのは、森且行の脱退だった。それ以降、彼らはテレビの向こうの視聴者との共犯関係を強めていく。そうして生まれたのが名曲「世界に一つだけの花」だった

【平成のスターが生まれた日】1996年4月15日にSMAPが激変させた「ジャニーズの不文律」

共同通信　アフロ　原一平　菊地弘一

中森明夫・欲望のジャニーズ論　第２章　すべては「SMAP解散」から始まった④

落ちこぼれグループだと思われていたSMAPだが、ついに時代がSMAPの背中を押し始める。「ドラマ班」の木村拓哉の躍進も大きな飛躍のきっかけだった。

【Ｂ級アイドルから一転】SMAPブレイク前夜に飯島三智マネージャーが起こした「歴史的な転換」

菊地弘一

中森明夫・欲望のジャニーズ論　第２章　すべては「SMAP解散」から始まった③

デビュー直後から苦難に見舞われるSMAP。それは、ある重要な要素に見放され続けたからだった。そんな彼らを変えようと、ひとりの事務員が立ち上がる。

【ジャニーズの失格者とも】デビュー直後のSMAPを崖っぷちへと追い込んだ「裏切り者」の正体

近藤裕介、川上孝夫

中森明夫・欲望のジャニーズ論　第１章『仁義なき戦い』とジャニーズ③

櫻井翔はジャニー喜多川社長による性加害問題について、声を震わせながら口を開いた。事務所社長による性加害という異常な事態を招いた裏には、「歪んだ愛」の噴出があった。

【櫻井翔が涙ぐんだ最大の要因】歪んだ形での噴出も…ジャニー喜多川の激しすぎる「愛」が生んだ悲劇

蓮尾真司（1枚目）、共同通信社（2枚目）

中森明夫・欲望のジャニーズ論　第１章『仁義なき戦い』とジャニーズ①

「ジャニーズ事務所のアイドルは違う」芸能関係者が口をそろえる理由のひとつに、並外れた結束力が挙げられる。何が源泉なのか。ジャニー喜多川氏の逸話が、そのヒントになる。

「全員の名前がわかるのはジャニーさんだけ…」ジャニーズアイドルの異常な結束力を生む「驚愕の理由」

共同通信社

中森明夫・欲望のジャニーズ論　第１章『仁義なき戦い』とジャニーズ②

ジャニーズ事務所のアイドルにまつわる謎を解くためには、映画『仁義なき戦い』に登場するヒットマンについて知ることがヒントになる。ジャニーズ事務所のアイドルと殺し屋の間には、重要な「共通点」があった。

『仁義なき戦い』と同じ構造だった…殺し屋とジャニーズアイドルの「悲しすぎる共通点」

共同通信社　原一平　中村和彦

中森明夫・欲望のジャニーズ論　序章②

アイドルとは「愛される仕事」である。だが、この前提こそが性加害問題を起こしてしまった要因なのかもしれない。プロデューサー、ファン、そして自身からも…アイドルが受け止めるのはおぞましいまでの「欲望」だ。

「ジャニーズを存続させていいのか」新社長・東山紀之を悩ませる、ジャニーズの「根深すぎる病巣」

川上孝夫（ジャニー喜多川氏）

中森明夫・欲望のジャニーズ論　序章①

藤島ジュリー社長がジャニー喜田川元社長による所属タレントへの性加害を認めて以来、ジャニーズ事務所のアイドルの価値は一変してしまった。だが、性加害問題には「ファンも共犯」と言える理由がある。