石田純一、山田孝之、手越…銀座ハシゴ議員が芸能人に学ばないワケ | FRIDAYデジタル

石田純一、山田孝之、手越…銀座ハシゴ議員が芸能人に学ばないワケ

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自身が経営する飲食店で積極的に女性に声を掛ける石田純一。コロナ禍の会食報道でイメージはガタ落ちした…
自身が経営する飲食店で積極的に女性に声を掛ける石田純一。コロナ禍の会食報道でイメージはガタ落ちした…

コロナ対策で紛糾する国会。そんな中、自民党の“マツジュン”こと松本純国会対策委員長代理と、公明党の遠山清彦・前財務副大臣が、緊急事態宣言下にも関わらず、銀座のクラブに通っていたことが週刊新潮・週刊文春によって報じられた。

国会では現在、新型コロナウイルス対策の特別措置法について、罰則規定を設けようと法改正が話し合われている最中だ。そんな中で公になった国会議員による“夜の会食”。1月27日に行われた参議院予算委員会の中で菅総理大臣は、

「夜8時以降の外食・飲食や不要不急の外出をしないように協力をお願いしている中、このような事態が発生し大変申し訳ない」

と、陳謝するまでに追い込まれた。

そこで思い出されるのが、自粛期間中の会食でバッシングされた芸能人たちだ。

真っ先に名前が挙がるのが、先日も焼肉会食が叩かれた石田純一だろう。

1月14日に都内の焼き肉店で、彼を含む10人ほどが集まっての会食。自身のYouTubeで、1時間に渡って釈明せざるを得ない状況になってしまった。

「そもそも石田さんは昨年4月に沖縄にゴルフに行き、帰京後にコロナに感染していることが判明した。1か月に退院したが、その後“ノーマスク会食”が何度か報じられ、バッシングに。妻である東尾理子さんや子どもたちが肩身の狭い思いをしたことに、義父である元野球選手の東尾修氏がかなり激怒していると言われていますね」(ワイドショー関係者)

石田は8月にも福岡での会食後、女性“お持ち帰り”疑惑を週刊女性が報じられている。実際にコロナ禍での会食報道により、テレビのレギュラー番組は消滅。自身も認めているように、夫婦関係が厳しい状態にあることも明かしている。つまり、公私ともにピンチに追い込まれてしまったわけだ。

「銀座での会食」で思い出されるのが、4月上旬に“不要不急”の飲み会をしたことで炎上した俳優の山田孝之だ。

この日は女性3、4人との「合コン」の予定だったが、女性たちは新型コロナの影響を気にしてドタキャン。一人4万円は下らないミシュラン“一つ星”の店で、男4人で大はしゃぎする姿がFRIDAYされた。

「その後、5月上旬には家族での沖縄旅行が報じられた。当時、沖縄は来県自粛を求めていたころ。それなのに、不要不急の旅行に対して、非難が殺到しました」(スポーツ紙記者)

彼に同行した新田真剣佑とモデルの丹羽仁希はすぐに謝罪コメントを発表したが、山田はダンマリ。100万人のフォロワーを誇っていたTwitterは、4月以降は沈黙したままだ。

‘20年6月にジャニーズ事務所を独立した手越祐也も、コロナ禍での2度の会食で世間を騒がせた。

「緊急事態宣言下の4月下旬、手越は女性たちを集めた“飲み会”を開催していたことを週刊文春に報じられました。ジャニーズは事態を重くみて、所属タレント全員が参加する期間限定ユニット『Twenty★Twenty』への参加を見合わせたのです。しかし、手越は反省するどころか、5月23日に六本木のラウンジに来店。そこの女性を引き連れ、近くのバーへハシゴする様子を、またも『文春オンライン』で報じられてしまったのです」(芸能レポーター)

この報道以前から何かと事務所独立が噂されていた手越。だが、2度の会食報道でケンカ別れのようにジャニーズを飛び出さざるを得なくなった状況は、決して彼にプラスになっていないだろう。

現在は登録者数約170万人を誇る人気ユーチューバーとなった手越だが、コロナ会食で見限ったファンも相当数いたはず。ましてや独立後のことを考えたならば、自重した行動をするべきだったろう。そうすれば、もう少し違った芸能活動も見えてきただろう。

緊急事態宣言下で、何かとフラストレーションがたまっているコロナ生活。決して品行方正を求められるワケでもない芸能人ですら、不要不急の会食には、大きなバッシングが起こってしまう。場合によっては、それが仕事面だけでなく、家庭内にも影響を及ぼしてしまうことは彼らを見れば明らかだったはずだ。

良し悪しの判断は分かれるとしても、バッシング芸能人たちを見ていれば、国民がどんな反応をするかは分かっているはず。ましてや、“選良”と言われる国会議員が、夜8時までの飲食を国民に強いておきながら、自らは時間外の「夜の銀座」を堪能していたのだから、厳しい声が上がるのは当然だ。

「政治家はコロナに感染しても最優先で入院できる」

なんてタカをくくっているとしたら、彼らは芸能人以上に痛い目をみるのではないだろうか――。

  • 取材・文荒木田範文(FRIDAYデジタル芸能デスク)

    ‘75年埼玉県出身。夕刊紙、女性週刊誌の記者、編集者を経て現職。テレビやラジオにも出演中

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