入社3年目で『めざましテレビ』に抜擢！ フジ・井上清華の素顔

１月19日、『めざましテレビ』の生放送を終えた井上清華(せいか)アナ(25)の足どりは軽やかだった――。

この日、生放送内で今年３月から井上アナが『めざましテレビ』のＭＣを務めることが発表され、祝福の花束が渡されたのだ。歴代ＭＣには高島彩(41)、加藤綾子(35)など豪華な顔ぶれが並び、”看板アナの登竜門”と呼ばれてきた。

「『めざましテレビ』の若いエネルギーを３月開始予定の『とくダネ！』後継番組にもそのまま持ち込みたいという話になり、経験豊富で知的な印象もある永島優美アナ(29)が同番組のＭＣに異動することが最初に決まりました。

それでは永島アナの後継者を誰にするか、という話になったとき、『そこは井上アナしかいないだろう』というのが現場の雰囲気でした。彼女は謙虚で頭の回転も速い。真面目で視聴者に媚(こ)びる雰囲気もないし、彼女なら朝の忙しい時間に視聴者に受け入れられると思います」（フジテレビ関係者）

入社３年目にして、朝の看板番組を務めることになった井上アナ。本人にかかるプレッシャーも大きいことだろう。秘めた意気込みを聞き出すべく、『めざましテレビ』の生放送へと向かう井上アナを直撃した。

――このたびは『めざましテレビ』ＭＣ就任おめでとうございます。

「（驚いた様子で）あ～いえいえ、ありがとうございます」

――「大抜擢」だと各マスコミで報道されましたが、心境はいかがですか？

「そんな大した者ではないですし、これから実力が伴っていけるように頑張らなきゃな～って思ってます」

――プレッシャーは感じますか？

「（真剣な表情に変わって）やっぱり歴代の先輩たちが引き継いできた責任感みたいなものを感じます」

――意気込みをお願いします。

「大した者じゃないですが、永島アナのときと変わらずに番組を観ていただけるように、そして視聴者の方々が離れていかないように、精一杯、私なりに努めるつもりです」

お忙しい中ありがとうございました。行ってらっしゃい。

「はい、行ってきます！」

井上アナは最後に笑顔でそう応(こた)えると、力強い足取りで送迎車へと乗り込んでいった。

謙虚だけど実力は十分。彼女の活躍に今後も目が離せない。

『FRIDAY』2021年2月12日号より