2軍で打率2割…阪神・元ドラ1の高山「不振で噂される移籍先」 | FRIDAYデジタル

2軍で打率2割…阪神・元ドラ1の高山「不振で噂される移籍先」

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練習に励む阪神・高山。近年は結果を出せず苦しい日々が続く(画像:共同通信社)

4月21日以来、約2ヵ月ぶりの1発だった。

阪神・高山俊(28)が、6月26日の中日との2軍戦で放った3ラン本塁打だ。だが試合後の高山に、笑顔はない。

「本当にやっていくしかない。いろいろ試行錯誤しながらやっていきます」

打撃フォームをオープンぎみに変えるなど、本人の言葉通り試行錯誤の日々。ファームでは打率.201、3本塁打と結果を残せていない(成績は6月30日現在、以下同)。日大三高から明治大学という野球のエリートコースを歩み、16年にドラフト1位で阪神に入団した。だが、同年に.275、8本塁打、65打点の成績で新人王を獲得しながら成績は下降気味。

今季は、いまだ1軍での出場機会がない。本人に余裕がないのは、当然かもしれない。

「練習中は、惚れ惚れするほど素晴らしい打球を飛ばします。しかし昨年の出場は、プロ入り最少の42試合にとどまり、打率は.152、本塁打はゼロ。今季は、高山も期するものがあったのでしょう。キャンプでは奮起。実戦11試合で打率.429と打ちまくり、キャンプMVPに選ばれました。このまま復調するかと思いきや、好調は長続きしません。オープン戦では打率.118と再び低迷し、開幕2軍スタートとなったんです」(球団関係者)

金本監督の指導が……

六大学野球の最多記録となる、通算131安打を放った高山。素質の高さは誰しも認めている。なぜ、プロで才能を開花できないのだろうか。

「入団当時の監督だった金本知憲さんに、かなり厳しく指導されたんです。ドラフト1位選手への愛情の裏返しだと思いますが、教え方は相当キツかったといわれています。高山は金本さんの指示を強く意識し、常にベンチを見ながらプレーするようになったとか。

高山のマジメな性格も、マイナスに働きました。阪神はOBの発言力が強い球団です。キャンプ地や試合前の球場に、たくさんのOBが来ていろいろなアドバイスをします。高山は、彼らの意見をすべて真摯に聞いていた。そのうち自分のスタイルを見失い、調子を崩しがちになったようです」(スポーツ紙記者)

さらに高山を追い詰めたのが、新旧のドラフト1位の動向だという。

「今季ドラ1で入団した佐藤輝明の大活躍は、高山のプレシャーになっているようです。同じ左打ちで、ポジションも外野と重なりますからね。『ルーキーに追い越された』と屈辱的な思いを感じても、不思議ではないでしょう。

高山の危機感を強めた、もう一つの要因が、昨年オフに戦力外となった伊藤隼太です。同じ六大学のスター(伊藤は慶応大)でドラフト1位(同11年)。伊藤も期待されながら伸び悩み、ユニフォームを脱ぎました。明日は我が身と、高山は強い焦りを感じてもおかしくありません」(同前)

素質があるのだから、環境を変えれば復調の可能性は十分ある。そういった噂が出るのも当然だろう。

「まだ年齢も20代ですからね。元新人王を、このまま低迷させておくのはもったいない。候補に名前が出ている球団は、複数ありますよ。条件としては阪神のような人気球団でなく、マジメな性格の高山がのびのびプレーできるチームであること。

例えば、ヤクルトです。ファミリー的な雰囲気で、高山が学生時代に慣れ親しんだ神宮球場を本拠地にしているため、その条件に合致します。ただ同じセ・リーグのため、再起すれば阪神の脅威となる。阪神が難色を示す可能性はあります。

パ・リーグで思いつくのは、ロッテでしょう。阪神からは鳥谷敬や今岡誠が移籍して、それなりの存在感を示した実績があります。指導も、決してスパルタではない。何より高山自身が千葉県の出身で、子どもの頃はロッテのジュニアチームのメンバーでした。環境を変えて再起を期すには、うってつけの球団ではないでしょうか」(同前)

チームは首位を快走するなか、「蚊帳の外」状態の高山。関西随一の人気球団のもとで、もう一度活躍する姿を見せることができるだろうか。

  • 写真共同通信社

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