西武・内海哲也「現役引退発表」で動き出す”あの球団” | FRIDAYデジタル

西武・内海哲也「現役引退発表」で動き出す”あの球団”

8月16日、今季限りでの引退を発表した内海....

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西武移籍初日の自主トレで、精力的にトレーニングに励む内海
西武移籍初日の自主トレで、精力的にトレーニングに励む内海

西武の内海哲也(40)投手が8月16日、今季限りでの現役引退を発表した。内海は自身の引退について、こうコメントを発表した。

「今の気持ちは『やりきりました』の一言です」

「すべてがいい思い出で、本当に幸せな野球人生を送らせてもらいました」

今季開幕から、1軍の戦力になれなければ引退すると決めていたという。律儀で実直な性格で知られる内海らしいストレートな言葉でファンに感謝の意を伝えた。

この引退発表を機に、ある球団が動き出すという。内海の古巣・巨人である。

「巨人にとって、 “吉報”と言っても過言ではありません。2012年以来9年間日本一から遠ざかり、今季も優勝は絶望的な状況です。課題はなんといっても投手陣。チーム防御率は3.96(8月16日時点)でセ・リーグ最下位と、完全に“投壊”しているのです。来季に向け、コーチ陣の刷新は避けられない。

そんななか、若手からの信頼があつく、ファン人気も高い内海は最適な人材でしょう。コーチとして“入閣”を打診する可能性は十分にあります」(スポーツ紙記者)

内海にとっても巨人は決して忘れられない存在であることは間違いない。19年に内海はFAの人的補償として巨人から西武に移籍した。19年1月、西武移籍1年目の西武球場での自主トレ初日、内海は、本誌のインタビューにこう語っていた。

「移籍が発表された当日に巨人の球団事務所にお別れの挨拶に行くと、多くの方に集まっていただいて…..。悔しさというより長年プレーした球団を去る寂しさで、涙がボロボロこぼれ止まらなくなってしまった……」

人一倍“巨人愛”を持っている内海にとっても、コーチ打診は嬉しくないわけがない。しかし、一方で課題もある。

「現在の所属先である西武です。西武としても内海の指導力、若手からの信頼感などを高く評価している。現在、内海がコーチを兼任しているのはその表れです。球団としても、引退後は指導者として球団にいてほしいと考えているでしょうし、すでに何かしらの“手形”を出している可能性もあります」(前出・記者)

果たして内海は今後どう身を振るのか。「律儀で、義理人情にあつい」といわれる男の行く先に注目が集まっている。

  • PHOTO會田園

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