『鎌倉殿』終了に「全てに感謝です」と…演技派として高評価の宮澤エマが9年前に語っていた「本音」 | FRIDAYデジタル

『鎌倉殿』終了に「全てに感謝です」と…演技派として高評価の宮澤エマが9年前に語っていた「本音」

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2023年の活躍が楽しみな宮澤エマ
2023年の活躍が楽しみな宮澤エマ

NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が18日、最終回を迎え完結した。その二日後、同作に北条義時の妹・実衣役で出演していた宮澤エマ(34)が自身のインスタグラムを更新。

一年半、実衣が連れていってくれた場所、見せてくれた景色、出会わせてくれた掛け替えのないご縁、頂いた応援のお言葉、全てに感謝です」

と投稿。「鎌倉殿の13人 祝  撮影終了」と書かれたくす玉の周りに集まる集合写真と共に、北条政子役の小池栄子(42)、北条義時の後妻、のえ役の菊地凛子(41)、そして、北条時政の妻、牧の方役の宮沢りえ(49)と寄り添う4ショットのモノクロ写真をアップ。坂東武士の中にあって、己を貫き通した強い女性像を演じた四人のショットに、

「うわー 北条女傑衆の写真」

と、歓喜の声で溢れた。中でも、

「実衣ロス」

「正直 一番 演技 凄かった」

と宮澤を讃える声は多く、同作で初めて宮澤の存在を知ってファンになったという声も少なくなかった。

「宮澤演じた実衣は義時の妹であり、源頼朝の弟である阿野全成の妻という役でしたが歴史上有名というわけでもなく、放送当初はそれほど注目されていたわけではありません。しかし、毒を吐くけど真実を言い当てる実衣のキャラクターが『ムーミン』に登場する『リトルミイ』に似ていることから、一部ネットで注目を集めるようになりました。その後、夫婦仲の良かった夫・全成が処刑されると、それまで明るく皮肉屋だったキャラがガラリと変わり、『実衣の闇堕ち』といった声も上がり、物語が進むにつれ存在感がどんどん大きくなっていきました。それも、宮澤の鬼気迫る演技力があったからこそです」(民法ドラマ制作関係者)

宮澤といえば、宮澤喜一元首相(在任期間’91年11月〜’93年8月、故人)を祖父に持ち、父親が元駐日大使のクリストファー・ラフルアー氏という〝超″がつくセレブだ。2013年6月、本誌は当時、『笑っていいとも』や『ネプリーグ』(いずれもフジテレビ系)などバラエティタレントとして出始めていた宮澤にインタビューを行っていた。自身が注目されていることについて宮澤は、

「〝首相の孫のハーフタレント″ということで、注目されているのだと思います。祖父には本当に感謝です。私は幼い頃から歌手に憧れていて、通っていたインターナショナルスクールではバンド活動をしていました。人前でパフォーマンスするのは政治家も同じ。祖父も『エマちゃんは歌手になりたいんだね』と嬉しそうに笑っていました」

と祖父との思い出を語ってくれた。

バラエティタレントとして活躍する自分の今後については、

「何か新しいことにチャレンジしようと歌を離れていたんですが、やはり忘れられなくて…。ユーチューブでたまたま、ちあきなおみさんの『喝采』の演奏を見たら、どっぷりハマってしまいました。やはりわたしは歌手になりたいんだと、あらためて強く感じましたね」

「やはりわたしは、祖父や父のように、政治をやろうとは思いませんでした。そういう意味ではないところで、表現者としてたくさんの人に影響を与えられる人になれればと思います」

その年の11月、宮本亜門演出のミュージカルに初出演し、歌唱力と演技力が高く評価され、ミュージカル俳優として舞台を中心に活躍することになる。2020年に出演したNHK連続テレビ小説『おちょやん』で演技派俳優として注目を集め、『鎌倉殿』で改めてその実力を証明した。

プライベートも順調のようで、12月23日には、2歳年下の俳優・森崎ウィン(32)と2年以上にも及ぶ真剣交際をしていると『女性セブン』が報じた。

来年4月には、東京・渋谷のPARCO劇場で上演される舞台『ラビット・ホール』で初主演を務める。公私共に絶好調の宮澤は、〝表現者″として、まだまだ進化し続けている。

  • 写真高塚一郎

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