『リーガルハイ』『半沢直樹』はもう観られない?「続編に後ろ向き」堺雅人独立報道で広がる落胆の声 | FRIDAYデジタル

『リーガルハイ』『半沢直樹』はもう観られない?「続編に後ろ向き」堺雅人独立報道で広がる落胆の声

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東京証券取引所前にて『半沢直樹』の撮影中の堺雅人
東京証券取引所前にて『半沢直樹』の撮影中の堺雅人

堺雅人(49)が昨年の12月末をもって所属事務「田辺エージェンシー」を退社していたとスポーツ報知が報じた。既に事務所のホームページからは堺の名前は消えており、今後は個人事務所を設立し活動していくという。

堺といえば、これまでコメディタッチの作品からシリアスな作品まで多くのヒット作の主演を務め、数々のキャラクターを生んできた。その中でも特に人気なのが、12年に放送が始まった『リーガル・ハイ』シリーズ(フジテレビ系)の古美門研介と、13年に始まった『半沢直樹』シリーズ(TBS系)の半沢直樹だ。

「古美門研介は、ぴっちり七三に分けられた髪型にスーツ姿。常にインテリぶった喋り方をする嫌味な男なのに、いざとなったら頼りになる超有能な弁護士という独特なキャラに視聴者はハマりしました。一方の半沢直樹は、正義感の強い銀行員。『やられたらやり返す。倍返しだ!』の名ゼリフは社会現象になるほどで、中高年のサラリーマンを中心に大ブレイクしました。今でも、この二作品は堺の代表作と言えるでしょう」(民放ドラマ制作関係者)

続編を期待する声に押されて、『リーガル・ハイ』は翌年に第2期が放送され、平均視聴率18.4%と驚異的な数字を叩き出している。『半沢直樹』も20年に7年ぶりに放送され、こちらの平均視聴率は24.7%だった。当然のように、どちらも〝続々″編への期待の声が上がっていただけに、SNSには、堺の独立を祝う声とともに、

「『リーガル・ハイ』はもう観られないかもしれない」

「『半沢直樹』はどうなるんだろう?」

といった声も少なくない。というのも、

「堺さんは『リーガル・ハイ』第2期の翌年に放送された『リーガルハイ・スペシャル』の完成披露試写会の舞台挨拶で、『スタッフもマンネリ気味で現場にいい空気が流れていなかった』と語り始めたのです。さらに、『前回までファーストカットは拍手で迎えてくれて、やっと始まったという新鮮な空気が流れていたのですが、今回はダラダラと』とスタッフ批判が止まりませんでした。堺さんが演じた古美門のキャラに合わせたブラックジョークの意味合いもあったと思いますが、この発言をきっかけに堺さんが『続編』や『シリーズもの』の出演に前向きではないという噂が流れるようになりました」(芸能事務所幹部)

このスペシャルが放送された14年を最後に『リーガル』は制作されておらず、それもこの噂に信憑性を持たせるような形になった。では、一方の『半沢』はどうか。7年ぶりに放送された第2弾の時は、「出演を拒む堺が首を縦に振るまでの説得に時間がかかった」という報道も出ていたが、

「7年前に比べ、堺や香川照之、片岡愛之助、吉田鋼太郎といった主要俳優が超売れっ子になったことでスケジュールを調整するのに時間がかかったことが一番大きいでしょう。第3弾も同じキャストでとなると、さらに厳しくなりますし、TBSの編成局長が第2弾放送後に、『全力を出し尽くしました。そういう意味では(さらなる続編)はありません』と語っています。『続編』にそれほど前向きではない堺さんが独立したとなると、堺さんの意思がそのまま尊重されるわけですから、やはり厳しいと言わざるをえないでしょう」(前出・芸能事務所幹部)

堺は7月クールの『半沢』と同じ日曜劇場枠での主演が決まっており、共演の阿部寛に負けない熱いキャラを演じると報じられている。堺の熱い演技はこれからも観られそうだが、やはり『リーガル』『半沢』が観られないのは少し寂しい気がしてならない。

スタッフとの打ち合わせでは終始笑顔を見せていた
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『リーガル・ハイ』で共演した新垣結衣と
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国立科学博物館での『リーガル・ハイ』ロケ風景
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  • 写真近藤裕介(1,2枚目)松村准一(3,4枚目)

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