元ヤクザのVTuber「懲役太郎」が解説…8月に極道の「抗争」や「発砲事件」が多かった呆れた理由 | FRIDAYデジタル

元ヤクザのVTuber「懲役太郎」が解説…8月に極道の「抗争」や「発砲事件」が多かった呆れた理由

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写真はイメージです/フォトライブラリー
写真はイメージです/フォトライブラリー

お盆休みが終わり、学生たちの夏休みもそろそろ終わりが近づいてきた。長い休暇の後で生活リズムが崩れてしまった人も多かったのではないだろうか。

そんなカタギの人たちとは異なる世界で生きているのがヤクザだ。何度も刑務所に入っている人のことを指す「懲役太郎」という名前でバーチャルユーチューバー(VTuber)活動を行っており、自身も元ヤクザである「懲役太郎」がヤクザのお休み事情について話す。

「基本的に、ヤクザには休みというものが一切ありません。組の事務所は24時間365日動いていますし、ヤクザにとって連絡が取れないという状況になってしまうのはありえないので常に仕事中というような感じですね。私がヤクザをしていた間は、1日も休みがありませんでした。刑務所の中にいたときは、土日は休みということにはなっていましたが、それは休みとは言えませんからね(笑)」

偉くなってくると、自分のかわりに組の若いものに仕事をさせて、旅行や帰省することもできるようだが、その間でも常に連絡が取れるような状況にいなければならないのだという。

なので、出世してお金に余裕ができるようになっても海外旅行をするようなヤクザはいないのだとか。

「組によって違いますが、基本的にヤクザは毎日、定期連絡という名目で電話がかかってくるんです。海外にいて電話に出られませんというのはありえないので、旅行をしたとしても隣の県ぐらいのヤクザが多いと思いますね」

そんな事情もあって、世間が休みの間も働いているヤクザたち。かつて、夏の暑い時期にヤクザの抗争や発砲事件が多かったのは、そんなヤクザ業界の事情も関係しているのだとか。

「最近でこそ数が減っていますが、昭和の頃は8月にヤクザ同士のイザコザがよく起きていました。外に出た先で、暑くてイライラしてしまって我慢できず殴ったり発砲したりしてしまうことが本当に多かったんです。暑くてもヤクザは刺青を隠すために長袖を着ているので、暑さ対策ができないですからね」

カタギの人を怖がらせないために長袖を着た結果、イライラして事件を起こし、結果的に怖がらせてしまうなんてことが当たり前のように起こっていたのだという。

そんな冗談みたいな理由で抗争や発砲事件が起きていた過去を考えると、暴対法(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律)によってヤクザへの締め付けが厳しくなったのも当然なのかもしれない。

ヤクザの世界を知り尽くした「懲役太郎」が監修する超リアルな極道漫画『極道楽園』を読む

 

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