<figure id="attachment_331851" aria-describedby="caption-attachment-331851" style="width: 1357px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="799ef742"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/09/68c6d3186bc38ceaeb3a9f27238a1e71.jpeg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-331851" class="wp-caption-text">ジャニーズ問題で息を吹き返した宮根誠司</figcaption></figure>
「人の話を聞かない」「レポーターの話を遮る」「“いじめ”のように見えるフロアディレクターへの対応」
などなど、ネット民から連日非難されていたのが『情報ライブ　ミヤネ屋』（読売テレビ・日本テレビ系）のMC宮根誠司（60）だ。
中には過去の「隠し子問題」や、８月初旬ネットメディアに報じられた「２度目の離婚」など、プライベートに触れる投稿もあり、かつて「嫌いなMCランキング」を競っていた『バイキングMORE』（フジテレビ系）の坂上忍がいなくなってからは同ランキングのトップを独走中である。
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その宮根の評判がこの半月ほど爆上がりしている。
まずは８月30日のことだった。前日はジャニーズ事務所が立ち上げた「外部専門家による再発防止特別チーム」が性加害問題の調査報告を発表した。『ミヤネ屋』ではこのネタを長尺で取り上げたのだが、
「本事案の背景として『マスメディアの沈黙』があった」
と宮根が喋り出した。
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「あえて触れなかったじゃないですか、みんな。証拠はないんですよ。証拠はないけど、あえて触れなかったんですよ」
「テレビ局ももう一回、マスメディアも含めて襟を正して、こういうことはちゃんと報じなければいけないんだなというふうに思いますけどね」
他の番組のMCやコメンテーターがまだ意思表示をしない中、いち早くこのようなコメントをした宮根に、SNSでは、
「宮根、よく言った」
と称賛の声が多数あがったのだ。続けて９月４日には、「ジャニーズ性加害問題当事者の会」の記者会見を受けた後、『ミヤネ屋』では、元フォーリーブスの故・北公次さんによる35年前の告発VTRをオンエア。宮根はこの日も、
「あえて触れなかったじゃないですか。マスメディアはそう言っちゃったほうがいいと思いますよ」
「だって、最高裁の判決も出てるし、週刊文春も報じてるし。いろんなところであったけど、忖度かどうかわかんないけど、何となくみんな流されちゃったんです、きっと。僕も含めてね」
と捲し立てた。宮根の異常とも言えるテンションの高さに、共演したコメンテーターやリポーターらが困惑していたのがテレビ画面からも見てとれた。
<div data-friday-nextpage-lead="「頭を抱えている」宮根に対する関係者のホンネ"></div>
在阪テレビ局関係者は、
「宮根さんは、これまでにないほど……いや初めてネットで称賛されていることでテンションが上がってしまっているんです。あの日も、リポーターの菊池真由子さんは明らかに困惑していました。自分が用意していたコメント以上のことを求められると、芸能リポーターの皆さんは言葉に詰まってしまうことが多い。宮根さんは『菊池さんだって知ってたでしょ？　知ってたんだったら今すぐ謝りなさい』ぐらいの勢いだった。言葉に詰まってしまった菊池さんはネットで叩かれ、本当に気の毒でした」
と困惑した。こうした勢いが止まらずに、『Mr.サンデー』（フジテレビ系）でもジャニーズ問題に厳しく言及したため、そのテンションについていけない共演者やスタッフが多いのだそうだ。そのうえ、
「フジテレビとしては、まだジャニーズ事務所との付き合いを今後どのようにするか決まっていないのに、宮根氏の独断とも言うべきコメントに頭を抱えている」（制作会社スタッフ）
という。
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「実は宮根さんがこうして張り切るのには理由がある」
とは前出の在阪局制作スタッフだ。
「７月18日のことでした。読売テレビの大橋善光社長が会見を開いた際、人気番組も特別扱いせず、聖域なき見直しをすると語ったのです」
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『ミヤネ屋』といえば、裏番組の『ゴゴスマ-GOGO! Smile!-』（CBC・TBS系）に視聴率で負かされる日も増え、MCの好感度では、石井亮次（46）に大きく水をあけられている。大橋社長は、
「すべての番組を白紙に戻しており、『ミヤネ屋』も例外ではない。ある番組だけを特別扱いするつもりはない」
と言い切ったのである。この社長会見の内容が宮根の尻に火をつけたことは間違いなく、起死回生のチャンスを狙っていたところに「渡りに船」のようにジャニーズの諸問題が起こったのだ。ある番組スタッフは、
「宮根本人も芸能界の忖度によって仕事をしてきたのに…。あまり調子に乗りすぎるとネットに揚げ足を取られかねないので程々にしてほしいのですが…」
と皮肉まじりにつぶやいた。果たして宮根のネットでの人気はどこまで続くだろう……。

川崎 侑弥

ジャニーズ性加害問題をあつかった『ミヤネ屋』の宮根誠司の一連の発言がネットで賞賛されている。同番組は今年いっぱいで打ち切りの噂もあったため、宮根は息巻いているというが、周囲は困惑。その理由は？

ジャニーズ問題への鋭い発言がネット大絶賛も…宮根誠司の好感度アップに業界関係者が“困惑”のワケ

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