「先生の遺産をもらう権利がある」と主張の泉ピン子 故・橋田壽賀子さんの財団とまたトラブル | FRIDAYデジタル

「先生の遺産をもらう権利がある」と主張の泉ピン子 故・橋田壽賀子さんの財団とまたトラブル

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橋田壽賀子さんの財団とまたトラブルを起こした泉ピン子(写真:Lee Jae-Won/アフロ)
橋田壽賀子さんの財団とまたトラブルを起こした泉ピン子(写真:Lee Jae-Won/アフロ)

「いやぁ、ピン子さんにはほとほと困りました」

’21年4月に95歳で亡くなった脚本家の橋田壽賀子さん。その橋田さんが’92年に設立した橋田文化財団に近い関係者からこんな声が聞こえてきた。ピン子さんとはもちろん泉ピン子(76)のことだ。

「ピン子さんが、『私は橋田(壽賀子)先生に一番愛されていたし、私が先生を看取った。だから私は先生の遺産をもらう権利がある』と主張しているのです」

ピン子といえば、’83年4月から放送されたNHK連続テレビ小説『おしん』で主人公・おしんの母親役を演じ、その演技力が認められ女優として高い評価を得た。同作品の脚本を担当した橋田さんに気に入られ、橋田作品には欠かせない女優となったが、代表作といえば、やはり『渡る世間は鬼ばかり(以下『渡鬼』)』(TBS系)だ。

2人はプライベートでも一緒に旅行に行くなど親交が深く、橋田さんの熱海の自宅を何度も訪れるうちに、熱海にマンションを購入し移住することとなった。まるで親子のように見られていた2人なのだが…。

’21年に橋田さんが亡くなると、その葬儀をめぐってトラブルが勃発した。翌年に発売された『女性セブン』で、ピン子は橋田さんの葬儀について、

《質素に済ませたので費用は総額35万円》

《橋田氏の遺言だから遺骨は豪華客船に乗って海に散骨した》

と語っているのだが、橋田さんの関係者によればこれは全くのウソだった。さらに、橋田さんの最期を自分一人で看取ったと語っていたのもウソだという。ピン子がどうして調べられたら簡単にわかるウソをつくのか、その理由はわからないが、今度は遺産を要求してきているというのだ。前出の関係者がこう語る。

「橋田さんの遺言書に書かれていたのは、《財産は橋田財団に寄贈します》だけで、遺産も含めてすべて財団に渡されることになっていますが、ピン子さんはそのことを承知の上で、『石井さんが何かインチキしているんじゃないか』とまで言っているようなのです。

財団には元TBSの関係者も役員に名を連ねており、ピン子さんは自分の息のかかったTBSの人間を使って財団にゆさぶりをかけているみたいです」

「石井さん」とはテレビプロデューサーの石井ふく子氏(97)のことで、現在フリーだがTBSの社員時代から『渡鬼』のプロデューサーを務め、橋田さんとは長くタッグを組んでいた。石井氏もたしかに”橋田ファミリー”の一員といえるのだが、なぜピン子の矛先が向いているのか、その理由も判然としないという。

そもそもの話になるのだが、橋田さんはピン子と本当に親しかったのだろうか。

「橋田さんが『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系・’17年12月24日放送)に出演したときにピン子さんとの関係を聞かれ『全然友達じゃありません』と語っています」(ワイドショースタッフ)

橋田文化財団に事実関係を問い合わせたところ、

「泉ピン子氏は、当財団の業務には関与しておらず、ご質問のような事実もございません」
と回答。一方のピン子所属事務所からは回答を得られなかった。橋田さんは草葉の陰でいま何を思っているのだろうか。
  • PHOTOLee Jae-Won/アフロ

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