’18年5月、ナンパ講座『リアルナンパアカデミー』の”塾生”が逮捕された。これを皮切りにして、何名もの関係者が集団準強姦罪などの罪に問われて逮捕された。その後の公判のなかで、「１ヵ月の性行回数を競う」「和姦の証拠としてハメ撮り動画を撮影し、LINEグループに送信」など、信じられないほど卑劣な手口が白日の下にさらされた。

’18年9月。「モーニング娘。」の元リーダー吉澤ひとみが、ひき逃げの容疑で逮捕。彼女には、懲役2年、執行猶予5年の有罪判決が言い渡されている。現場近くの車に搭載されたドライブレコーダーに記録された映像には、吉澤被告の悪質なひき逃げの瞬間が写っていた。

19年に入ってからは、アポ電強盗という凶悪犯罪が明るみになった。東京江東区に住む80歳の女性の元に資産状況などを確認する電話が入り、その後、この女性は殺害された。事前に資産を確認して強盗に入るという周到な計画と殺害にまでいたる残忍な手口に注目が集まった。

薬物、未成年淫行、暴力、詐欺、…。この数年だけでも様々な事件が発生した。そんな事件記事から、平成最後の６ヶ月でのアクセス数トップ5を紹介する。平成を象徴するランキングになっているか、あるいは令和の時代を予見するラインナップか。ご覧ください。

第5位：神戸山口組ヒットマン「逮捕の瞬間」　山口組分裂騒動に新展開か

第5位は、’18年10月23日に、指定暴力団「神戸山口組」系組員の小椋慶一容疑者（当時）が、銃刀法違反で逮捕された事件。

この発砲事件の場所は、『任侠山口組』の織田絆誠代表の自宅と、織田代表のボディガード射殺事件現場が近くにある、”いわくつき”のエリア。

神戸山口組ヒットマン「逮捕の瞬間」　山口組分裂騒動に新展開か

第4位：「ミスター東大」レイプ犯　稲井大輝被告はホンモノのバカだった

バラエティ番組でも引っ張りだこ、まじめで優秀なイメージのある「東大生」。そんな現役東大生という肩書をフル活用し、”インテリナンパ師”としてメディアにも登場していた男が、レイプ事件を起こし逮捕された。彼の「素顔」を報じた記事が読者の注目を集め、第4位となった。

「ミスター東大」レイプ犯　稲井大輝被告はホンモノのバカだった

第3位：小室圭さんと元カノの関係

眞子さまとの婚約の延期を発表後、小室圭さんの元カノについて報じた記事が第3位となった。小室さんの母・佳代さんの元婚約者・Ａ氏によると、眞子さまと元カノの交際時期が重なっていた可能性があるという。

現在は、小室さんは国際弁護士資格を取得するためにアメリカ・フォーダム大に留学中。帰国後、延期されている婚約はどうなるのか。眞子さまの幸せに国民の注目が集まっている。

小室圭さんと元カノの関係

第2位：東名あおり運転事故・石橋和歩被告は強烈なイジメられっ子だった

第2位は社会問題となったあおり運転に関する記事。’17年6月に東名高速であおり運転をし、家族4人を死傷させるという事件が発生した。この記事では、犯人の男が過去にイジメにあっていたことをスクープ。

額にキン肉マンを模した「肉」の字が書かれ、顔中にマジックペンで落書きがされた姿。モヒカンに刈り上げられた姿。あおり運転の際に被害者を恫喝したときとまったく違う、もう一つの姿を報じた。

東名あおり運転事故・石橋和歩被告は強烈なイジメられっ子だった

第1位：「アポ電」強盗殺人実行犯の凶悪すぎる入れ墨写真

’18年2月28日。マンションで一人暮らしをしていた加藤邦子さんが所持金について確認する電話を受けた後、殺害された。強盗殺人などの疑いで逮捕されたのは3人。そのうちの一人である須江拓貴容疑者（※4月25日、窃盗と建造物侵入容疑で再逮捕）の過去から、アポ電詐欺の実行犯に迫った記事が第1位となった。

「アポ電」による事件は群馬や静岡など、全国に拡大しており、元神奈川県警刑事・小川泰平氏は、「アポ電強盗」のバックに巨大組織がいると警告した。

「アポ電」強盗殺人実行犯の凶悪すぎる入れ墨写真