離婚&スキャンダルを克服した人気女優が見せる「新たな顔」 | FRIDAYデジタル

離婚&スキャンダルを克服した人気女優が見せる「新たな顔」

連載 スタッフは見た!週刊「テレビのウラ側」Inside story of Television

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主婦時代、スーパーで買い物する前田。勝地とは’18年の交際開始から4ヵ月での電撃結婚だった
主婦時代、スーパーで買い物する前田。勝地とは’18年の交際開始から4ヵ月での電撃結婚だった

11月7日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に勝地涼(35)が出演。元妻の前田敦子(30)との離婚について言及し、話題になった。

「収録前日も勝地は前田と一緒にいたそうで『離婚をネタにしてきな』と背中を押されたことを明かしていました。『AKB48』時代、『情熱大陸』(TBS系)の密着を嫌がり、カメラから顔を隠すなど気難しい性格で知られていた前田ですが、出産や離婚を経て性格が丸くなったと評判です」(キー局プロデューサー)

離婚危機および離婚が報じられた後で、“前田敦子”株が高騰しているという。

「3月には“共演NG”と言われて久しかった、前田モノマネでお馴染みのキンタロー。に番組内でドッキリを仕掛けるなど、いまや“NGなし女優”とまで言われるほどの変わりよう。どんな仕事でも笑顔で引き受け、全力でこなしてくれます。大手事務所から独立したことで、“自分が頑張って、子供を食わせなきゃ”という思いが強いんでしょうね。セレブ幼稚園に長男を通わせているというから、おカネは必要なんだと思いますけど、『まるで別人だ』と皆、驚いていますよ」(制作会社ディレクター)

多目的トイレ不倫が報じられ、芸能界引退状態となっている『アンジャッシュ』渡部建(49)の妻、佐々木希(33)も「女優として一皮むけた」と好評だ。

「9月から10月まで上演された舞台『醉いどれ天使』では、その美貌を封印。戦後の闇市を逞(たくま)しく生き抜く女性を演じたのですが、演劇関係者から『あそこまでやるとは』と驚きの声があがっていました。今夏放送されたドラマ『白い濁流』(NHK BSプレミアム)では事件の真相に迫る新聞記者を熱演。

かつては台詞が覚えられず、ルビを振ったカンペをマネージャーが持って、棒読みするだけ……なんて揶揄(やゆ)されていましたが、社会派作品でもまったく違和感なく、入り込めている。お人形さん扱いから完全に脱し、実力派としてオファーが殺到している」(前出・キー局プロデューサー)

今年、離婚を発表した篠原涼子(48)と長谷川京子(43)はNetflixで配信予定の不倫愛を描いたドラマ『金魚妻』で濡れ場に挑戦している。

「二人とも、体当たり演技も厭(いと)わないタイプでしたが、近年は子供の受験などもあって控えめだった。濡れ場を再解禁したことからも、女優で生きていく覚悟を感じますね」(広告代理店関係者)

離婚を経験したことで女優としての評価が高まる理由を、芸能プロ幹部は苦笑交じりにこう語る。

「下積み生活がなかった人気女優やアイドルは本当の挫折を経験していないため、事務所が本人のプラスになると思い取ってきた仕事も平気で断ったりします。ところが、離婚やスキャンダルなどで追い込まれると、なりふり構っていられなくなる。

前田敦子も悪役をやり、ダメ男好きの女性など新境地を開拓して評価されていますが、これまでなら演じなかった汚れ役などに挑戦することで演技に幅が出てきている。離婚など私生活の辛い経験も演技に生きる。俳優の事務所は『とにかくなんでも経験しろ』と指導しますが、よく言ったものですよ」

私生活で苦杯を舐(な)めた女優たちの、巻き返しが始まる。

『FRIDAY』2021年11月26日号より

  • 写真島颯太

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