東出、小出…“不祥事俳優”続々復帰も「カムバック」できない人 | FRIDAYデジタル

東出、小出…“不祥事俳優”続々復帰も「カムバック」できない人

連載 スタッフは見た!週刊「テレビのウラ側」Inside story of Television

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東出昌大(ひがしでまさひろ)(34)が来年3月公開の映画『Winny』で、三浦貴大(36)とW主演を務めることになった。

ここ最近、メディア露出が増えている東出。水道もガスも通っていない山小屋で野菜を作り、ヘビや虫を食べるという自給自足生活が話題に
ここ最近、メディア露出が増えている東出。水道もガスも通っていない山小屋で野菜を作り、ヘビや虫を食べるという自給自足生活が話題に

「東出は’20年に映画『寝ても覚めても』で共演した唐田えりか(25)との不倫が報じられて、杏(36)と離婚。その後も、映画の広島ロケに女性を呼んでいたことが発覚して、所属事務所を解雇されました。度重なる不祥事でお先真っ暗だと思われましたが、フリーになってからも『Winny』や森達也監督(66)がメガホンを取った映画『福田村事件(仮)』、漫画原作の実写化作品など、次々と出演作が決まっています。完全復帰も間近だと言われています」(スポーツ紙記者)

東出の不倫相手の唐田も、主演映画『の方へ、流れる』の公開が11月26日に決まった。来年、Netflixで配信予定のドラマ『極悪女王』でも、メインキャストとして起用されている。

「来年公開の短編映画『真夜中のキッス』でも、主演を務めています。不倫報道で知名度が高まり、役の大きさだけで言えば、不倫が報じられる前より活躍していますね」(広告代理店関係者)

’17年に本誌が報じた未成年女性との飲酒&淫行疑惑で無期限の活動休止となった小出恵介(38)も、主演映画『Bridal,my Song』が公開されるなど、ここにきて不祥事俳優たちが次々と復活を果たしている。

「背景にあるのが、配信メディアの増加と、地上波ドラマの増加です。作品数が増えたことで、人気俳優はスケジュールの争奪戦になった。低予算映画やスポンサーを気にしなくてもいい配信ドラマにとって、知名度が高い割に安いギャラで起用できる不祥事俳優は救いの神なのです。話題にもなりやすい。叩かれて、しおらしくなった不祥事俳優たちは、制作側に無茶な要求もしてこないですしね」(制作会社ディレクター)

東出や小出、唐田は現場ウケもいいと芸能プロ幹部は指摘する。

「小出に関しては、以前から演技力には定評がありました。東出の演技力には賛否両論あるものの、天性の人たらしというか(笑)。一緒に仕事をするとみんな好きになってしまう不思議な魅力がある。唐田は所属事務所の方針で、礼儀も含めて大事に育てられています。スタッフもしっかりフォローしているから、業界内の評判は悪くない」

ただ、誰もが返り咲けるわけではない。

「ベッキー(38)や『チュートリアル』の徳井義実(47)のように、好感度の高さで人気だった人は〝裏切られた〟感が拭えず、かつての輝きを取り戻すのは難しいですね。榊英雄監督(52)や俳優の木下ほうか(58)のように、性加害で大炎上した人も厳しい。簡単に許してしまうと、映像業界が性加害を容認しているように取られかねないですから。園子温監督(60)は性加害を訴えられて反論しましたが、言い逃れしているイメージが世間の反感を買ってしまった。こう言うと語弊があるかもしれませんが、逮捕されたほうがマシかもしれません。ピエール瀧(55)は麻薬取締法違反で有罪判決を受けましたが、〝罪を償って更生した〟という印象が与えられるからか、出演オファーが絶えません」(テレビ局プロデューサー)

カムバック俳優が増えること自体は、喜ばしいことなのだが――。

『FRIDAY』2022年11月18日号より

  • PHOTO西原 秀

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