がん最新治療の情報より今年読まれた、あの“新・国民病”とは? | FRIDAYデジタル

がん最新治療の情報より今年読まれた、あの“新・国民病”とは?

2019アクセスランキング 健康編

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バイオテクノロジーの驚異的な発展で新たな治療法や薬が続々と登場する医療分野。その中でも特に注目を集めているのが、患者の遺伝子タイプを調べ、個人個人に合った治療や処方を考える“オーダーメイド治療”だ。5月に保険適用になり、一回の投与が3349万円という超高額薬価が話題になった白血病の治療薬「キムリア」もオーダーメイド治療のひとつ。

当然、日本人の死亡原因1位のがんの治療でもその効果は期待されている。健康に関する2019年のアクセスランキングでは10位中、6つが“がん”に関する記事で、そのすべてがオーダーメイドの“がん免疫療法”関連の記事という結果に。しかしそんな中、今年最もフライデーデジタル読者の注目を集めたのが、新・国民病ともいわれる“あの病気”に関するものだった。

5位 「がん免疫療法」にすべてをかける 妻をがんで喪った名医の結論

ベッドで成分採血を行う患者の傍らに座り、雑談を交えながら患者家族の疑問に答える谷川啓司医師(写真:浜村菜月)
ベッドで成分採血を行う患者の傍らに座り、雑談を交えながら患者家族の疑問に答える谷川啓司医師(写真:浜村菜月)

5位にランクインした“がん免疫治療”のより詳しい情報と、その治療を受けることができる病院を紹介した記事。この最先端の治療法「ネオアンチゲン療法」は、“オーダーメイドがんワクチン”と呼ばれ、いわば一着一着、その人の体型や体質に合わせた服をあつらえるようにがん細胞の特徴をつかんでワクチンを作る治療法だという。個人の遺伝子タイプから体質の違いや薬の効果・副作用を明らかにし、治療を行う個別化医療の時代の到来だ。

(2019年1月15日)

「がん免疫療法」にすべてをかける谷川啓司院長の記事はコチラ

4位 ドラックストアで買う「効くクスリ」&医師処方の「ムダなクスリ」

薬剤師や登録販売者に相談すれば、処方薬と同等の成分を含むOTC医薬品がドラッグストアで購入できる(写真:アフロ)超高齢化が進む日本が直面している「2025年問題」。2025年には、75歳以上の後期高齢者が、人口の20%の約2,200万人に到達するという。これに伴い、危惧されてるのが医療費など社会保障費の急増だ。そんな中、議論されているのが薬の保険適用見直し。8月下旬、ドラックストアでも購入できる花粉症薬や湿布薬などが保険適用外になる見通しだというニュースが報じられた。医師任せにせず、自分で薬を選ばなくてはいけない時代に備えて、賢いドラッグストアの使い方やドラッグストアで手に入る「効くクスリ」を紹介。

(2019年9月28日)

「効くクスリ」と「ムダなクスリ」の詳細はコチラ

3位 【完全保存版】がん免疫治療が受けられる病院〔最新リスト〕

昨年、シカゴから凱旋帰国した中村祐輔医師。がん研有明病院で免疫療法の礎となるゲノム研究を進める(撮影:濱﨑慎治)
昨年、シカゴから凱旋帰国した中村祐輔医師。がん研有明病院で免疫療法の礎となるゲノム研究を進める(撮影:濱﨑慎治)

5位にランクインした“がん免疫治療”のより詳しい情報と、その治療を受けることができる病院を紹介した記事。この最先端の治療法「ネオアンチゲン療法」は、“オーダーメイドがんワクチン”と呼ばれ、いわば一着一着、その人の体型や体質に合わせた服をあつらえるようにがん細胞の特徴をつかんでワクチンを作る治療法だという。個人の遺伝子タイプから体質の違いや薬の効果・副作用を明らかにし、治療を行う個別化医療の時代の到来だ。

(2019年1月15日)

中村祐輔〔「がん研」プレシジョン医療研究センター長〕監修の病院リストはコチラ

2位 年間43万人が“座り過ぎ”で死んでいる!? あなたは大丈夫?

1日4時間以下の総座位時間を基本にした場合、8時間以上の“座り過ぎ”で「がん死亡リスク」が1.21倍に
1日4時間以下の総座位時間を基本にした場合、8時間以上の“座り過ぎ”で「がん死亡リスク」が1.21倍に

今、世界中の研究者が「Sitting is killing You(座ることがあなたを殺す)」と注意を喚起している。WHO(世界保健機関)をはじめ、世界中の研究機関から発表されている「座り過ぎのリスク」。中でもショッキングなのが、オーストラリアの研究機関による「1時間座ると余命は22分短くなり、1日に11時間以上座っている人は死亡リスクが40%高くなる」という報告だ。平均寿命が世界トップと言われている日本人だが、座っている時間が世界一長いというデータもある。

(2019年3月16日)

「座り過ぎ」の実態とその予防策はコチラ

1位 患者数1500万人「逆流性食道炎」を放置してはいけない

国府台病院の研究室で取材に応じる上村直実医師。広島大学医学部卒業後、呉共済病院消化器科医長、国立国際医療センター・内視鏡部長などを歴任した(撮影:明石昇二郎)
国府台病院の研究室で取材に応じる上村直実医師。広島大学医学部卒業後、呉共済病院消化器科医長、国立国際医療センター・内視鏡部長などを歴任した(撮影:明石昇二郎)

胃液や食べたモノが逆流して食道に炎症を起こす「逆流性食道炎」。日本人の新・国民病ともいわれている。その原因の一つとして「アルコールや刺激の強い料理、高脂肪食などによる胃酸過多が影響しています」と国立国際医療研究センター国府台病院(千葉県)名誉院長の上村直実医師(67)は語る。食事の後などに激しい胸やけがする、酸っぱいモノがこみ上げてくる、ノドがつかえる、胸が締めつけられるような感覚がある……、そんな経験がある人は要注意だ。

(2019年2月24日)

食道腺がんの原因にも。「逆流性食道炎」についてはコチラ

 

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