1975年生まれ。ラグビー、サッカーを中心に、雑誌やWEBで取材、執筆するスポーツライター。「DAZN」のラグビー中継の解説も務める。W杯は2019年大会まで5大会連続現地で取材。エディ・ジョーンズ監督率いた前回の日本代表戦は全57試合を取材した。近著に『ラグビー語辞典』（誠文堂新光社）、『ラグビー観戦入門』（海竜社）がある。自身も高校時代、タックルが得意なFBとしてプレー

斉藤健仁

ラグビーワールドカップで初のベスト８を目指す日本代表は14日、スコットランド代表に挑む。歴史を塗り替える大一番で必要なのはこの男。過去、南アフリカ、アイルランド戦で先発してきた男の挑戦の軌跡に迫った。

「勇気なくして栄光なし」FWの柱、堀江を変えたワセダへの反骨心

ラグビーワールドカップ（W杯）で史上初のベスト８を目指す日本代表が５日に対戦するサモア代表には、日本と縁が深い２人の選手がいる。チーム最年長・ピシの微笑ましい趣味とは……。

日本がおそれるスーパーサブ、サモアSOピシは「スシローが好き」

ラグビーワールドカップで初のベスト8を狙う日本代表の最大の難関が28日に挑むアイルランド代表だ。同国史上初の４度目のW杯出場を果たした主将のローリー・ベストが、重厚なアイルランドの象徴でもある。

スマホを持たないアイルランド代表史上最高の主将、ベストが描く夢

リーチ主将不在のチームに、トンプソンが欠かせない

歴史を塗り替える日本代表にはいつもこの男がいた。ロシア戦出場により、日本代表で史上初の４度目のW杯ピッチに立ったトンプソンルークが世界ランク2位のアイルランドに猛タックルを浴びせ、２つ目の金星を狙う。

「もちろん勝ちたい」。アイルランド戦に先発する38歳の生き様

帝京大学を卒業してわずか3年目の若武者がヒーローになった。20日に開幕したラグビーワールドカップ（W杯）のロシア戦で姫野和樹がトライ。視線の先にはすでに世界で活躍している大谷翔平の存在がある。

「負けてられない」姫野の心のライバルは誕生日が近い世界の大谷

ラグビーワールドカップが20日、味の素スタジアムで開幕する。初のベスト8を狙う日本代表の相手はシア代表。世界ランクは格下でも、昨秋の対戦では後半途中までリードを許した。その潜在能力は不気味だ。

斉藤 健仁