'50年、生まれ。国学院大学卒。週刊誌を主体に活躍。政治や経済など「人と組織」をテーマに取材。学校のいじめ自殺や医療事故などにも造詣が深い

須賀 康

愛知・高２美少女飛び降り自殺　いじめ調査を拒否した学校の言い分

小中高校の’19年のいじめ認知件数は、前年度の約41万件から大幅に増加し54万件に達した。実に31％の増加だ。命を絶った生徒も322人いる。なぜいじめは減らないのか。'06年におきた美少女の事件を追う

64万件――。文部科学省によると、’18年度の小中高校のいじめ認知件数は過去最多を記録したという。なぜ子どものたちのいじめは減らないのか。ジャーナリストの須賀康氏が、過去の事件から問題の深層を追う。

'50年、生まれ。国学院大学卒。週刊誌を主体に活躍。政治や経済など「人と組織」をテーマに取材。学校のいじめ自殺や医療事故などにも造詣が深い。

文部科学省によると、’18年にいじめで自ら命を絶った小中高校生は322人にのぼるという。なぜいじめによる自殺が減らないのか。’07年に起きた痛ましい事件を振り返る。そこには学校の陰湿な隠蔽あった。

いっこうに減らない子どものいじめ自殺。'18年には年間で322人の小中高生がみずから命を絶った。解決の糸口はあるのか。過去の事件からいじめ自殺の深層を考える。取り上げるのは'08年に稚内で起きた事件だ

いっこうに減らない子どもたちの“いじめ自殺”。根絶することはできないのだろうか。ジャーナリストによる過去の取材現から深層を考える。取り上げるのは'06年に起きた、担任の女性教師による暴行いじめ事件だ。

’18年度の小中高生いじめ認知件数は過去最高の64万件を記録した。みずから命を絶つ少年、少女も後を絶たない。問題解決の糸口はないのだろうか。とり上げるのは、’07年に起きた複数の少年による壮絶リンチだ

'50年、生まれ。ジャーナリスト。国学院大学卒。週刊誌を主体に活躍。政治や経済など「人と組織」をテーマに取材。学校のいじめ自殺や医療事故などにも造詣が深い

文部科学省によると昨年、自殺に追い込まれた小中高校生は322人にのぼる。中には教師のいじめにより生徒が命を絶つ「指導死」もあるのだ。とりあげるのは長崎の中学校で’04年３月に生徒が亡くなった事件である

文部科学省による、昨年の小中高生のいじめ認知件数は過去最高の54万件にのぼる。中には教師が生徒をなじるケースもあるのだ。取り上げるのは、’06年に福岡起きた自殺事件もキッカケは担任教師だった

いっこうに減らない子どもたちのいじめ。文部科学省によると昨年１年間で300人以上の小中高校生が、いじめにより自ら命を絶ったという。過去の事件から“いじめ自殺”の深層を追った

文部科学省によると昨年度、少年少女のいじめ人気件数は54万件と過去最多を記録した。そのうち命を絶ったのは332件。なぜ子どものいじめは増え続けるのか。過去の自殺事件から深層を追った